モーツァルト：ピアノと管楽のための五重奏曲 他　ベルリン・フィル木管Qui，ハフ(p) （外BIS）

曲目・演奏者

●モーツァルト：
[1] ピアノと木管のための五重奏曲 K.452
[2] (ハーゼル編) アダージョとアレグロ ヘ短調 K.594
[3] ( 同 編) アダージョ 変ロ長調 K.411
[4] ( 同 編) 音楽時計のための小品 ヘ短調 K.608
[5] ( 同 編) アダージョ ハ長調 K.580a
[6] ( 同 編) アンダンテ ヘ長調 K.616
[7] ( 同 編) アダージョとロンド ハ短調 K.617

■ベルリン・フィル木管五重奏団〔アンドレアス・ヴィートマン(ob, ehr)　ヴァルター・ザイフェルト(cl, ﾊﾞｾｯﾄhrn)　ヘニング・トローク(fg)　[1-6]ファーガス・マクウィリアム(hrn)　[2-4,6,7]ミヒャエル・ハーゼル(fl)〕
[1,7]スティーヴン・ハフ(p)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} BIS＊CD-1132
　発売：00年／録音：2000年／収録時間：75分
△ディスク＝Made in Austria by DADC

コンディション

◇ディスク：B+〜B/ スリキズ部分的にあり(横方向・強め含む・動作確認済)
◇ブックレット：A-/ シワ少しあり
◇プラケース：B+

録音データ・その他

☆2000. 2 [1,7]テルデック スタジオ，[2-6]フィルハーモニー (以上ベルリン) における録音。(P) ロベルト・スフ、(E) ジークベルト・エルンスト。
−ベルリン・フィル木管五重奏団は1988年に結成。BISレーベルに多くの録音を残しています。メンバーの入れ替えはありますが 現在も積極的に活動しています。−[2]以降はそのフルート奏者 ハーゼルが木管アンサンブルのために編曲したもの。オリジナルの編成は [2,6]自動オルガン、[3]2つのクラリネットと3つのバセット・ホルン、[4]音楽時計、[6]グラスハーモニカ, fl, ob, va, vc。[5]不明。−モーツァルトがその晩年 アルバイト的に作った小曲中心ながら、美しく立派であるだけにとどまらず、悲劇的な曲想であったり、モーツァルト晩年の深化を感じさせる名曲揃いであることが驚かされます。色彩的になり、また細かな表情がつけられる木管合奏への編曲は発見に満ちていますが、最も驚いたのは[6]。オルガンやピアノで表情をほとんど付けずにうら寂しく弾かれるものとまったく異なっており、生き生きとした表情とその変化が鮮やかに表れています。