ゴドフスキー：シューベルト・トランスクリプション集　グランテ(p) （外M&A）

曲目・演奏者

●ゴドフスキー (シューベルト原曲)：
[1] どこへ (D.795-2)， [2] おやすみ (D.911-1)
[3] さすらい (D.795-1)， [4] 若い尼僧 (D.828)
[5] リタニー (万霊節のための連祷) (D.343)
[6] ます (D.550)， [7] 子守歌 (D.498)
[8] 朝の挨拶 (D.795-8)
[9] ミニョンの歌: ただあこがれを知る者だけが (D.877-4)
[10] 愛の使い (D.957-1)， [11] 野ばら (D.257)
[12] いらだち (D.795-7)
[13] パッサカリア (未完成交響曲の主題による)

■カルロ・グランテ(p)

ディスク・データ

CD//海外盤 {DDD} MUSIC&ARTS＊CD-984
　発売：97年／録音：記載なし／収録時間：57分
△ディスク＝Made in the USA by BQC

コンディション

◇ディスク：A〜A-/ 点キズ少しあり
◇ブックレット：B+/ ジャケ面背側に強いシワあり その他シワ少しあり
◇プラケース：A-〜B+　◇バック・インレイに小シワ少しあり

録音データ・その他

☆録音時期・場所記載なし。(P, E) ジョゼフ・パトリッチ。−ミュージック アドヴァイザーとしてレオポルド・ゴトフスキーIIIのクレジットあり。
−レオポルド・ゴドフスキーはポーランド (現リトアニア, 当時はロシア帝国) のユダヤ人のピアニスト、作曲家、教師 (1870- 1938)。名ピアニストとして知られる一方で、他の作曲家のピアノ小品に基づくパラフレーズ作品を残し、｢ショパンの練習曲に基づく53の練習曲」など、難曲をさらに難曲に編曲したことで有名です。−[13]はシューベルトの死後100周年を記念して書かれた作品。1927年完成。未完成交響曲の冒頭8小節に基づくパッサカリアで、44の変奏とエピローグ、カデンツァ、そして4声のフーガからなります。当演奏は17分。ホロヴィッツが完璧に演奏できず「手が6本必要」と言ったとのことです。
−グランデはイタリアのピアニスト (1960- )。聖チェチーリア音楽院を卒業後、ジュリアード音楽院でルドルフ・フィルクシュニーに師事しました。グランテの名を上げたのは、超難曲として知られるソラブジの「超絶技巧百番練習曲」からの抜粋演奏、ゴドフスキーの｢ショパンの練習曲に基づく53の練習曲」の全曲演奏 および2度の全曲録音を果たしたことから。当アルバムはゴドフスキー・シリーズの第1集です。