モーツァルト：管楽合奏のための作品集 (偽作集)　コンソルティウム・クラシクム （WWCC5010・2CD）

曲目・演奏者

●モーツァルト：
[1] ディヴェルティメント ヘ長調 Anh.225 (Anh.C17.05) (2ob, 2cl, 2hrn, 2fg)
[2] 主題と6つの変奏曲 ヘ長調 (2cl, 2hrn, 2fg)
[3] ディヴェルティメント 変ホ長調 Anh.224 (Anh.C17.07) (2ob, 2cl, 2hrn, 2fg)　§
[4]　同　変ホ長調 Anh.228 (Anh.C17.03) (2ob, 2cl, 2hrn, 2fg)
[5] 六重奏曲 変ロ長調 (Anh.C17.09) (2cl, 2hrn, 2fg)
[6] パルティータ ヘ長調 (Anh.C17.08) (2cl, 2hrn, 2fg)
[7] カッサシオン 変ホ長調 (Anh.C17.11) (ob, cl, hrn, fg)

■コンソルティウム クラシクム〔ディーター・クレッカー(cl) 他〕

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} WAVE−エンジェル＊WWCC 5010〜11 (2枚組)
　発売：91年／定価：4400円／録音：1973年／収録時間：64+67分
△ライナーノート：ディーター・クレッカー, 西野茂雄 (訳. 解説)

コンディション

◇ディスク：1)B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)，2)B+/ スリキズ部分的にあり
◇ブックレット：A-〜B+/ 表紙に薄汚れあり, 裏表紙に小シワ少しあり(強め含む) ホッチキスにサビあり
◇プラケース：A-〜B+　◇バック・インレイ右側上下にシワあり　◇オビなし

録音データ・その他

☆1973. 1 録音。−モーツァルトの作品と伝えられてきたものの、今日では偽作とされている管楽合奏のための作品を集めたアルバム。WAVE企画のCD化で、国内盤では1974年初出LPの発売でした。−アンサンブル・メンバーの記載なし。わかっているのはリーダーのクレッカーのみ。クレッカーは知られざる作品や、埋もれた作品を発掘し、紹介することに人生の多くを費やしていますが、このアルバムもそうした成果。ライナーノートももちろん彼の手になるもので、学者としての博識を発揮、[5]はハイドン作、[7]はゲオルク・リックル作であろうとしています。ただしクレッカーがプラハ国立博物館で発見したためケッヘル番号のない[2]はモーツァルト作とし、このような素晴らしい作品が200年も顧みられなかったことは謎だとしています。