ヘンデル:合奏協奏曲Op6より 第9〜12番 ピノック=EC (外ARCHIV)

メイン画像:ヘンデル:合奏協奏曲Op6より 第9〜12番 ピノック=EC (外ARCHIV)
ジャケット写真

商品番号:410899

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曲目・演奏者

●ヘンデル:
合奏協奏曲集 Op.6 より 第9〜12番
〔1. 第9番ヘ長調 HWV.327,2. 第10番ニ短調 HWV.328,3. 第11番イ長調 HWV.329,4. 第12番ロ短調 HWV.330〕

■トレヴァー・ピノック(指揮, cemb) イングリッシュ コンサート サイモン・スタンデイジ,エリザベス・ウィルコック(vn) アンソニー・プリース(vc) (古楽器使用)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} ARCHIV*410 899-2
 発売:82年/録音:1982年/収録時間:60分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO △プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:A-/ 小リキズ少しあり・外縁に強めあり / 内縁にスリキズあり
◇ブックレット:A-/ 内部に軽い波うちあり 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白色部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1982年 ロンドン・ヘンリー・ウッド ホールにおける録音。(RS) ゲルト・プレープシュ、(E) ハンス- ペーター・シュヴァイクマン。
−3枚からなる全曲録音の第3集。「水上」,「花火」に比べて 認知度の低いこの曲集ですが めっぽう楽しい! 実は私、それら2曲よりもこの曲集のほうが好きなんです。この第9〜12番も名曲揃い。第9番は優雅で荘厳なラールゴで始まり、その序奏部に続くはオルガン協奏曲でも使われた「カッコウとナイチンゲール」の編曲であるアレグロ。ウキウキさせられます。そして続く第10番はこの最終集の白眉。オペラの序曲のような立派な第1楽章で始まり、悲劇的な気分で、ポリフォニックな面白さを聞かせてくれます。第4楽章のアレグロのカッコよさにもホレボレ。明朗で、両端楽章が比較的規模が大きく充実した第11番も素晴らしい。そして掉尾を飾る第12番。有名な第3楽章: アリア (ラルゲット エ ピアノ) を含みますが、その前の第2楽章: アレグロはその昔 真っ先にわたしの心を捕らえた名曲。ソロ・ヴァイオリンを活かし、木枯らしの中の疾駆かなにかを思わせるような、これもカッコイイ1曲です。ヘンデルを代表するメロディとなってもおかしくないと思うのですが。第5楽章は跳ねるようなリズムを持つアレグロ。全12曲の終わりにしては一抹の肩透かし感、寂しさを感じさせて終わります。
−ピノックの演奏は見事の一言。リズミックで小気味よく 小回りの効くアンサンブルは精度も抜群。スリムな音響ながらダイナミズムも抜かりなく、訴えかけ充分。今なお鮮烈で、発表当時 それまで聞いていた演奏 (演奏者名は書かずにおきます) がいかに生ぬるかったか、驚かされたことが思い出されます。

商品番号:410899

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