モーツァルト：オペラ・アリア集　フローレス(T) ミナーシ＝シンティッラo （外SONY）

曲目・演奏者

●モーツァルト：
[1]「イドメネオ」より「胸のうちにある海は」(第2幕 イドメネオ)
[2]「魔笛」より「なんと美しい絵姿」(第1幕 タミーノ)
[3]「牧人の王」より「太陽に面と向かって」(第1幕 アレッサンドロ)
[4]「ドン ジョヴァンニ」より「わが宝を慰めて」(第2幕 ドン オッターヴィオ)
[5]「ティート帝の慈悲」より「この至高の帝位の」(第1幕 ティート)
[6]「 同 」より「帝位には好意厚き神々よ」(第1幕 ティート)
[7]「コシ ファン トゥッテ」より「いとしい人の愛にあふれた吐息は」(第1幕 フェランド)
[8]「後宮からの逃走」より「愛の力に寄りすがる」(第3幕 ベルモンテ)
[9]「ドン ジョヴァンニ」より「あのひとの安らぎが僕の安らぎ」(第1幕 オッターヴィオ)
[10]「あわれ夢か … 吹きかうそよ風よ」K.431(425b) (レチタティーヴォとアリア)

■フアン・ディエゴ・フローレス(T)　リッカルド・ミナーシ指揮 チューリヒ歌劇場 ラ シンティッラo (古楽器使用)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} SONY＊88985430862
　発売：17年／録音：2017年／収録時間：52分
△伊独語詞・英仏訳等掲載　△ディスク＝MADE IN THE EU

コンディション

◇ディスク：A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット：B+/ ジャケ面小口側端に強いシワあり・内部にも少しあり
◇プラケース：B+〜B

録音データ・その他

☆2017. 5 チューリヒ・オーバーシュトラース教会における録音。(EP) テッサ・ファネルサ、(E) ジョヴァンニ・プロスドチミ。
−「キング・オブ・ハイD」と呼ばれる現代最高のベルカント・テノール フローレス。1996年 ペーザロのロッシーニ・フェスティヴァルでデビュー、その後 世界各地の歌劇場や録音などで衝撃を与えてからから20年以上、第一線で世界的な活動を続けています。当アルバムはSONYへの移籍第1作となるモーツァルト・オペラ・アリア集。フローレスの言。｢18歳で初めて『魔笛』を聴いてその虜になりました。モーツァルトを理想的な声で歌うのには注意を払わなければなりません。モーツァルト作品のシンプルさ、普遍性は素晴らしいもので、ベル・カント・オペラで経験を積んだ私にとってようやくそれを表現できる時期が今やってきたのです。今こそモーツァルトに取り組むに相応しい時期であると感じ、偉大なテノール歌手たちが歌ってきたように、私のキャリアにも素晴らしいモーツァルトのレパートリーを加えていきます。この新しい冒険に興奮しています」と語っています。−クセのない美声、軽く、端正な歌い回しで魅了します (ただしドイツ語の発音は今ひとつ?)。新鮮な演奏を聞かせるミナーシ指揮 ラ シンティッラ管とのコンビネーションも聞きもの。[10]の大胆なテンポの変化と、歌とオケのしぜんな演奏も見事のひとこと。