モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13,14番,幻想曲 他 リュビモフ(fp) (外ERATO)

メイン画像:モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13,14番,幻想曲 他 リュビモフ(fp) (外ERATO)ジャケット写真

商品番号:2292-45622

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曲目・演奏者

●モーツァルト:
[1] ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333
[2] 幻想曲ハ短調 K.475
[3] ピアノ・ソナタ第14番 K.457
[4] アレグロ ト短調 K.312

■アレクセイ・リュビモフ(fp)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} ERATO*2292-45622-2
 発売:91年/録音:1990年/収録時間:69分
△ディスク=Made in Germany △プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(小さな強め, 横方向含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆1990. 1 フランス・スミュール- アン- オーソワの劇場 (ランパール劇場?) における録音。(D, E) ヨランタ・スクラ。
−リュビモフのモーツァルト:ソナタ全曲録音第5集。A. ヴァルター製 (1725年) に基づく C. クラーク制作のレプリカ (1986) 使用。1音1音の粒立ちが非常によく、テクスチュアが極めて明快。そのうえで[2-4]ではメリハリがきいていて雄弁。リュビモフの卓越した演奏技術とともに、楽器の性能がいいことが伺えます。ピアノフォルテが馴染めない方にも受け入れやすい演奏ではないでしょうか。
−リュビモフ (リュビーモフ) は1944年モスクワ生まれ。ノイハウス最後の弟子となり、16歳で全ロシア・ピアノ・コンクール優勝、その後 本格的にコンサート活動を始めました。現代作曲家の紹介に意欲的で、シュニトケ、グバイドゥリーナ、シルヴェストロフとともに、ジョン・ケージ、テリー・ライリーなど “西側” の現代音楽を紹介し、大きな反響を呼びましたが、ソ連当局から目をつけられるようになり、数年間 国外に出ることを禁じられました。しかし その間にオリジナル楽器演奏に目覚め、ソ連におけるチェンバロ、フォルテピアノ演奏の先駆者として名声を確立するに至りました。ソ連崩壊後は 晴れて世界に活動の場を広げ、1990〜92年の当モーツァルト・ソナタ全集などで日本でもその名を知られるようになりました。近年 ザルツブルク・モーツァルテウム教授に就任したとのことですが、2022年4月、ロシアのウクライナ侵攻の最中に、ウクライナの作曲家であるヴァレンティン・シルヴェストロフの作品を含むコンサートをロシアで開催。ロシア警察は「爆破予告が出ている」という口実でコンサートを強制的に中止させました。当時 ニュースで見たかた、少なくないことでしょう。警察官に取り囲まれる中 演奏中だったシューベルトの即興曲は最後まで弾き切ったのはアッパレ。しかし再び当局に目を付けられているのでしょう。

商品番号:2292-45622

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