ハイドシェック(p)　＜ラリジム＞　変奏曲と協奏曲集 （外EMI・2CD）

曲目・演奏者

●[1] ベートーヴェン：｢エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ Op.35
[2] ブラームス：ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
[3] メンデルスゾーン：厳格な変奏曲 Op.54
[4] フォーレ：主題と変奏 Op.73　§
[5] リスト：ピアノ協奏曲第1番
[6]　同 ：悲愴協奏曲 (2台のピアノのための)
[7] ショパン：ピアノ協奏曲第1番 Op.11

■エリック・ハイドシェック(p)　[5,7]ピエール・デルヴォー指揮 コンセール・コロンヌo　[6]タニア・ハイドシェック(p)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {STE, MONO/ ADD} EMI＊5 85222 2 (2枚組)
　発売：04年／録音：1958〜72年／収録時間：71+71分
△ラリジム・シリーズ　△スリムケース・タイプ　△ディスク＝MADE IN THE EU

コンディション

◇ディスク：2枚)A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ / 強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-〜B+/ ジャケ面にシワ少しあり(強め含む)
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆[1]1972. 10，[2,3]1958. 11，[4]1962. 10，[5,7]1961. 11，[6]1970. 6 以上パリ・サル ワグラムにおける録音。[2,3]はモノーラル。(P) [1,6]ルネ・シャルラン，[2,3,5,7]ノルベール・ギャムソン，[4]エリック・マクレオー、(E) ポール・ヴァヴァスュール。
−ハイドシェックはライヴで[1]の名演を残していおり (｢ケンプに捧ぐ｣)、他方「マルセイエーズ」の大作曲家風変奏曲を作曲するなど、変奏曲が得意と言えるでしょう。硬質で確信に満ちたタッチによる個性的なフレージング、きらびやかで華ある演奏はいかにもハイドシェック。協奏曲ではデルヴォー&コロンヌのいかにもいにしえのフランス風の演奏も聞きもの。陰影や余韻などには目もくれない直截で筋肉質、力強い演奏。ブラスの咆哮もカッコイイ。−[7]冒頭のオケ部分は昔の慣例通り 短くした版です。