室内オケによる名メロディ (森の鍛冶屋, ジョスランの子守歌 他)　ホーフ＝アムステルダム・ロマンティーチ （17CD48）

曲目・演奏者

●[1] ケテルビー：ペルシャの市場で， [2] フォ−レ：夢のあとに
[3] イェッセル：おもちゃの兵隊の観兵式， [4] ミヒャエリス：森のかじや
[5] オッフェンバック：ホフマンの舟歌， [6] モシュコフスキー：スペイン舞曲 Op.21-2
[7] マルティーニ：愛のよろこび， [8] シューベルト：軍隊行進曲
[9] ビゼー：神殿の奥深く (｢真珠採り｣ の二重唱)
[10] バッハ：アリア (G線上のアリア)， [11] ゴダール：ジョスランの子守歌
[12] ブラームス：ワルツ第15番， [13] シューマン：トロイメライ

■ハリー・ヴァン ホーフ指揮 イ ロマンティーチ ディ アムステルダム (リーダー：エルネ・オラフ)

ディスク・データ

CD// 国内盤 {DDD} Ph−フィリップス＊17CD-48
　発売：89年／定価：1792円／録音：1988年／収録時間：55分
△ディジパック・タイプ (三ツ折)　△四ツ折の日本語解説書付き

コンディション

◇ディスク：B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む) / 点キズ部分的にあり
◇日本語解説書：B/ 表紙の右下角にカットあり / 薄汚れわずかにあり
◇紙ケース：A-/ 内部に軽い色あせあり, 薄汚れ少しあり　◇オビ：A-/ 小ハゲ少しあり

録音データ・その他

☆1988年 オランダにおける録音。−これが国内初出であった録音。ホーフ&当室内管による「オーケストラ名曲集」の第3集。オーケストラ名曲集とはいえ ピアノ曲や歌からの編曲が多く、また室内オケといっても通常の編成とは異なっており、セミ・クラシックという感じ。オーケストラ曲も独自の編曲が施されています。演奏はのんびりしたもので、ディジタル録音ながら LP時代の「ホーム・コンサート」という言葉を思い出させ、懐かしさを覚えます。−それにしても通常のオケでは聞けない曲目が楽しい。特に「森の鍛冶屋」は楽しみました。前奏部分で夜明け、鳥のさえずり、朝のお祈りなどが描写され、その後 鍛冶屋の仕事が始まるという凝った曲です。ピアノを学んだ人にはなじみ深い曲ということで、聞いたことがあるのだろうと思いきや知りませんでした。
−国内盤ではオケの名称が「アムステルダム室内オーケストラ」となっていますが、本来は “I ROMANTICI DI AMSTERDAM” でイタリア語。｢アムステルダムのロマンティストたち」というような意味であるのが面白いところです。