ドビュッシー：白と黒で，vcソナタ 他　R&Gカサドシュ(p) マレシャル(vc) 他 （外SONY）

曲目・演奏者

●[1] バルトーク：2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110
[2] ドビュッシー：｢白と黒で」(p連弾)
[3]　同 ：ヴァイオリン・ソナタ
[4]　同 ：チェロ・ソナタ
[5] サティ：梨の形をした3つの小品

■ロベール・カサドシュ(p)　[1,2,5]ギャビー・カサドシュ(p)　[1]ジャン- クロード・カサドシュ, ジャン- ピエール・ドルーエ(perc)　[3]ジーノ・フランチェスカッティ(vn)　[4]モーリス・マレシャル(vc)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO, STE/ ADD} 仏SONY＊5033842
　発売：02年／録音：[1,2]1963, [3]46, [4]35, [5]59年／収録時間：77分
△ア レジェンド オヴ ザ ピアノ・シリーズ　△ディスク＝MADE IN AUSTRIA　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-/ シワ少しあり
◇プラケース：A-〜B+

録音データ・その他

☆[1,2]1963. 6，[3]1946. 4，[4]1935，[5]1959. 6 録音。[3,4]はモノーラル。リマスター：パリ・Art&Sonスタジオ。
−フランスSONYによるカサドシュ・エディションの1枚。ドビュッシーを中心とした、他の演奏者との共演集です。[3][5]などは日本でも古くから親しまれた録音ですが、[1]と[4]という珍しい録音の収録が嬉しいところ。最初は[1]の打楽器にジャン- クロード・カサドシュが参加していることに、カサドシュ夫妻の息子はピアニストなのに打楽器もやっていたのかと思いましたが、息子はジャンでした。ジャン-クロードはリール国立管を創設した指揮者。ロベール・カサドシュの甥っ子です。そういえば打楽器をやっていたことを聞いたことがありました。ロベール・カサドシュ夫妻との共演があったとは。緊張感あふれるホットなアンサンブルが素晴らしい。録音風景の写真が掲載されているのも嬉しい限りです。−そしてもうひとつ、戦前のフランスの最も優れたチェリストとして活躍したマレシャルのドビュッシーを聞くことができるのもオールドファンにとっては見逃せないところでしょう。SP音源の古い録音ですが、音はかなり鮮明で、その品のいい演奏を楽しむことができます。