ブリテン：管弦楽入門，海の間奏曲，ソワレ&マチネ・ミュージカル　ブリテン 他＝ （LONDON）

曲目・演奏者

●ブリテン：
[1] 青少年のための管弦楽入門
[2] 4つの海の間奏曲とパッサカリア (｢ピーター・グライムズ｣ より)
[3]「ソワレ ミュージカル｣〔1. 行進曲，2. カンツォネッタ，3. チロレーゼ，4. ボレロ，5. タランテラ〕
[4]「マチネ ミュージカル｣〔1. 行進曲，2. 夜想曲，3. ワルツ，4. パントマイム，5. 常動曲〕

■[1,2]ベンジャミン・ブリテン指揮　[1]ロンドンso,　[2]コヴェント ガーデン王立歌劇場o　[2]クレア・ワトソン(S)　ピーター・ピアーズ(T)
[3,4]リチャード・ボニング指揮 ナショナルso

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD, DDD} LONDON＊425 659-2
　発売：90年／録音：[2]1958, [1]63, [3,4]81年／収録時間：63分
△ブリティッシュ コレクション・シリーズ　△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY
△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：B+/ スリキズ部分的にあり(強めの点キズ含む＊動作確認済) / 内縁に強いスリキズあり
◇ブックレット：B-/ 強いシワあり / ツメ咬み痕あり / 白地部分に変色あり・薄汚れ少し含む
◇プラケース：B+〜B

録音データ・その他

☆[1]1963年，[2]1958，[3]1981年；[1,3]ロンドン・キングズウェイ ホール，[2]1958年 ウォルサムストウ タウン ホールにおける録音。[3]のみディジタル録音。
−[1,2]は指揮も一流であったブリテンによる自作自演。[1]は力強く、キビキビとした演奏。口当たりよく美しくまとめるのではなく、各楽器が自発的に張り切って演奏しているような思い切りのよさは当世風ではないですが、生々しく、音楽が活きています。他の追随を許さない名演奏と言えるのではないでしょうか。おとなとしては語りがなく、純粋な音楽として聞くことができることも嬉しいところです。−[2]は全曲録音から。｢ピーター・グライムズ」のシリアスで苛烈な内容を感じさせる演奏。第2曲: 日曜日の朝で エレンを歌うワトソン(S)、第5曲: パッサカリアで ピーターを歌うピアーズ(T) の歌が入ります (ピーターの歌はわずか)。−[3,4]はロッシーニの「ソワレ ミュージカル」などからの編曲。シリアスな[2]とは対照的な軽い楽しい曲です。演奏も娯楽的です。