マーラー:大地の歌 ワルター=WP,フェリアー(A) パツァーク(T) (LONDON)

メイン画像:マーラー:大地の歌 ワルター=WP,フェリアー(A) パツァーク(T) (LONDON)ジャケット写真

商品番号:414194

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曲目・演奏者

●マーラー:
「大地の歌」

■ブルーノ・ワルター指揮 ウィーンpo キャスリーン・フェリアー(A) ユリウス・パツァーク(T)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO/ ADD} LONDON*414 194-2
 発売:84年/録音:1952年/収録時間:61分
△独語・仏英訳掲載 △ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO
△プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり // 内縁にスリキズあり / 外縁にスリキズ少しあり(強め)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1952. 5 ウィーン・ムジークフェラインザールにおける録音。
−1947年 第1回 エディンバラ音楽祭で、ワルター&WPによる「大地の歌」が予定されていました。ワルターはメト歌劇場の支配人 ルドルフ・ビングからアルト歌手にフェリアーという有望な新人がいると聞き、ロンドンで自ら伴奏をして彼女のオーディションをおこないました。フェリアーは前年にブリテンの「ルクレシアの凌辱」の初演をつとめ、1947年にはグラインドボーン音楽祭で「オルフェオとエウリディーチェ」を歌い演じ、絶賛されていた時期。フェリアーが参加したエディンバラの「大地の歌」はセンセーショナルな成功を収め、またフェリアーにすっかり惚れ込んだワルターは彼女をアメリカに招きました。1948年1月 ワルター&NYPとの「大地の歌」でアメリカ・デビュー。初演指揮者との共演によってフェリアーはこの曲の理解を深めていったといいます。おそらくドイツ語の発音のレクチャーも受けたことでしょう。当録音はそうした前提があったのちに録音されたもの。この曲の代表的録音として長く愛されるものとなりました。しかし若き日の大いなる絶賛と多忙の中でフェリアーの体は癌にむしばまれ、この録音の1年半ほどのちの1953年10月 亡くなりました。
−余計な作為を凝らさず 誠実なワルターの指揮の素晴らしさ、ローカルな味わいを残したウィーン・フィルのコクある響き、またモノーラルで大きな広がりはないながら鮮明で、そうしたウィーン・フィルの響きに合っている録音。さらにまるで酔っ払いのようで味わいのあるパツァークの歌。今なおお手本的で、かつ魅力ある録音です。

商品番号:414194

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