モーツァルト,ロッラ 他:vn&va二重奏曲集 デュメイ(vn) コセ(va) (CDC754575)
曲目・演奏者
●[1] モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調 K.423
[2] 同 : 同 第2番 変ロ長調 K.424
[3] ヘンデル (ハルヴォルセン編):パッサカリア ト短調 (vn, va)
[4] ロッラ:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏的二重奏曲ハ長調
■オーギュスタン・デュメイ(vn) ジェラール・コセ(va)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} EMI*CDC 7 54575 2
発売:94年/録音:1992, 93年/収録時間:67分
△ディスク=MADE IN HOLLAND △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B/ スリキズ部分的にあり(強め含む*動作確認済) / 内縁にスリキズあり
◇ブックレット:B+〜B/ 強いツメ咬み痕あり / 裏表紙に汚れ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+〜B ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1992. 10, 1993. 7 パリ・サン マルセル寺院における録音。(D) エティエンヌ・コラール、(E) ダニエル・ミシェル。
−フランスの名手による魅力のデュオ。曲を自家薬籠中にしたうえでの粋を感じさせるメロディの歌わせ方にホレボレ。ふたりの息の合った合奏から愉悦がこぼれてきます。強弱の巧みな演出、特にデュメイの弱音の美しさ。モーツァルトの世界を少しはみ出し気味ではあるものの、まるでティボーなど往年の名手の名人芸を聞くようでもあります。
−[4]のアレッサンドロ・ロッラはイタリア・古典派時代の作曲家 (1757- 1841)。ミラノでヴァイオリンとヴィオラを学び、15歳のときに自身が作曲した協奏曲のソリストとしてデビューを飾り、喝采を浴びました。その後はパルマの王立管弦楽団などで弦楽器奏者として活躍、1802年から1833年にはミラノ・スカラ座のコンサートマスターをつとめています。弦楽器の奏法の向上に非常に貢献した人として知られ、教師としても高名。短期間ながらパガニーニを指導したとも言われています。作曲家として600曲もの作品を残しました。−[4]は急-緩-急の3楽章からなり、結構 規模は大きい (10'20+ 6'49+ 7'13)。この曲でもデュメイとコセはまじめに楽譜をなぞるのではなく、ある程度の自由なアゴーギクを駆使した感興豊かな演奏で、知られざる作品を現代に生きたものとして蘇らせています。この曲、第1楽章展開部に入る部分、ちょっとトリッキーなのですが、そこのふたりの扱いも聞きものです。−[3]チェンバロ組曲第7番終楽章からの編曲で 魅惑の名作。
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