ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス,ミサ曲ハ長調 ジュリーニ=LPO, NPO 他 (EMI・2CD)
曲目・演奏者
●ベートーヴェン:
[1] ミサ ソレムニス Op.123〔キリエからサンクトゥスまで § アニュス デイ,ドーナ ノービス パーチェム〕
[2] ミサ曲ハ長調 Op.86
■カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 [1]ロンドンpo [2]ニュー フィルハーモニアo [1,2]ニュー フィルハーモニアcho ジャネット・ベイカー(MS) [1]ヘザー・ハーパー (S) ロバート・ティアー(T) ハンス・ゾーティン(Bs) [2]エリー・アメリング(S) テオ・アルトマイヤー(T) マリウス・リンツラー(Bs)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI*5 69440 2 (2枚組)
発売:90年/録音:[1]1975, [2]70年/収録時間:71+65分
△スリムケース・タイプ △歌詞掲載なし △ディスク=MADE IN HOLLAND
コンディション
◇ディスク:2枚)A-〜B+/ スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ 軽シワ部分的にあり / 線キズ・薄汚れ少しあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆[1]1975. 3 ロンドン・キングズウェイ ホール,[2]1970. 9 トゥーティング・オール セインツ教会における録音。(P) [1]クリストファー・ビショップ,[2]スヴィ・ラジ・グラップ、(E) クリストファー・パーカー。
−ジュリーニの派手な劇的効果を廃した、遅めのテンポによる誠実な音楽作りは宗教曲との相性がよく、この演奏も同傾向の名演奏。遅いテンポながら重厚で確信に満ち、集中力と白熱があり、曲の威容を見事に表しています。日本ではジュリーニは晩年になって巨匠と認められ、宗教曲も評価されましたが、1970年代にはまだまだ通好みの指揮者でした。それにしても両曲とも (特に[1]は) 国内盤ではLP初出以来 再発売がなく、2012年に廉価盤シリーズでの発売が初CD化されたというのも意外です。
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