リタ・シュトライヒ(S)　歌曲集 (モーツァルト, シューベルト, ヴォルフ 他) （DG・2CD）

曲目・演奏者

●モーツァルト：[1] クローエに K.524， [2] 小さな糸紡ぎ娘 K.531， [3] 別れの歌 K.519， [4] すみれ K.476， [5] 魔法使い K.472， [6] 春への憧れ K.596， [7] 喜びの鼓動 K.579 (伊語)， [8] 鳥よ 年毎に K.307 (仏語)， [9] 孤独の森にて K.308 (仏語)， [10] 子供のあそび K.598， [11] 孤独に寄せてK.391， [12] ひめごと K.518， [13] 警告K.433
●シューベルト：[14] ます D.550， [15] 水の上で歌う D.774， [16] 至福 D.433
●ヴォルフ：[17] このよろこびをどこへ， [18] 子守歌， [19] 少女， [20] 夜の挨拶
●R. シュトラウス：[21] 星 Op.69-1， [22] かわらぬもの Op.69-3， [23] 悪天候 Op.69-5
●ミヨー：[24] 4つのロンサールの歌 Op.223〔1. 泉に寄せて，2. キュービットに，3. 燕たち 静かにして，4. 神様がお守りくださるように〕(仏語)
●ヨーロッパ民謡：[25] グセッツリ， [26] 取り入れをする女の歌， [27] 月の光に (仏語)， [28] ラウターバッハで　§

●シューベルト：[29] 野薔薇 D.257， [30] 恋は街中に満ちあふれ D.239-6， [31] ミニヨンの歌: ただ憧れを知る者だけが D.877-3， [32] 恋人の近く D.162， [33] 恋の千変万化 D.558， [34] 岩の上の羊飼い D.965， [35] 月に寄せて D.193， [36] 鳥 D.691， [37] 緑の中の歌 D.917
●シューマン：[38] くるみの木 Op.25-3， [39] 静けさ Op.39-4， [40] 松雪草 Op.79-26， [41] 蓮の花 Op.25-7， [42] 間奏曲 Op.39-2， [43] ことづて Op.77-5
●ブラームス：[44] セレナーデ Op.106-1， [45] 娘の歌 Op.107-5， [46] 甲斐なきセレナーデ Op.84-4， [47] 子守歌 Op.49-4
●ヴォルフ：[48] 語らぬ愛， [49] とりすました女， [50] 心変わりした娘， [51] 庭師
●R. シュトラウス：[52] 心の鼓動 Op.29-2， [53] 子守歌 Op.41-1， [54] アモール Op.68-5， [55] 夜に寄せて Op.68-1

■リタ・シュトライヒ(S)　[1-37,48-51]エリック・ウェルバ，[38-47,52-55]ギュンター・ヴァイセンボルン(p)　[34]ハインリヒ・ゴイザー(cl)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO, STE/ ADD} DG＊437 680-2 (2枚組)
　発売：93年／録音：[1-13]1956, [14-28]57, [29-37]59, [38-55]61年／収録時間：73+74分
△ドクメンテ・シリーズ　△独仏伊語詞・独仏英訳掲載
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め＊動作確認済)，2)A〜A-
◇ブックレット：A-〜B+/ 裏表紙にシワ・キズ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+〜B

録音データ・その他

☆[1-13]1956. 4, 10 ベルリン・ランクヴィッツスタジオ，[14-28]1957. 8 ミュンヘン・ヘルクレス・ザール，[29-37]1959. 4 ベルリン・イエス・キリスト教会，[38-47]1961. 4，[48-55]1961. 4 以上ウィーン・ブラームス・ザールにおける録音。[1-28]はモノーラル。
(P) [1-13,29-37]クラウス・フィッシャー- ディースカウ，[14-28]ハンス・リッター．[38-55]ハインツ・ヴィルトハーゲン、(E) [1-13]ゲアハルト・ヘンイェス, ヴェルナー・ヴォルフ，[14-37]G. ヘンイェス，[38-47]H. ヴィルトハーゲン。
−ウィーンなどで活躍した往年のドイツ系の名ソプラノ シュトライヒ (1920- 87)。オペラではスーブレッド役を得意としたコロラトゥーラ、レッジェーロ。さすがに深刻な歌は避けられています。細かいヴィヴラートのかかった、コロコロと軽く転がる声で、弱音を中心としており、高音でもフォルテを使っていません。やや白痴的にも響きますが、現代にはもう聞かれない素朴で可憐な歌です。それにしてもミヨーは意外なレパートリー。