トルトゥリエ(vc)　チェロ・ソナタ集 (ショパン, ラフマニ, フォーレ, メンデ) （EMI・2CD）

曲目・演奏者

●[1] ショパン：チェロ・ソナタ Op.65
[2] ラフマニニフ：チェロ・ソナタ Op.19
[3] フォーレ：チェロ・ソナタ第2番 Op.117　§
[4] メンデルスゾ−ン：チェロ・ソナタ第1番 Op.45
[5]　同 ： 同　第1番 Op.58
[6] フォーレ：チェロ・ソナタ第1番 Op.109

■ポール・トルトゥリエ(vc)　[1,2]アルド・チッコリーニ，[3,6]エリック・ハイドシェック，[4,5]マリア・デ ラ パウ(p)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊5 74333 2 (2枚組)
　発売：01年／録音：[1,2]1967, 68, [3,6]74, [4,5]78年／収録時間：75+73分
△スリムケ−ス・タイプ　△ディスク＝MADE IN THE EU/p>

コンディション

◇ディスク：1)A-/ 小スリキズ少しあり，2)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-〜B+/ 小シワ・ツメ咬み痕少しあり(強め含む)
◇プラケース：B+　◇バック・インレイに軽シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆[1,2]1967. 11, 1968. 1，[3,6]1974. 4, 6 以上パリ・サル ワグラム，[4,5]1978. 4 における録音。フランス・ロワイモヨン修道院ににおける録音。(P) [1,2]ルネ・シャルラン，[3-6]グレコ・カサドシュ、(E) ポール・ヴァヴァスュール。
−トルトゥリエがEMIに残した3枚のソナタ・アルバムを合わせたもの。フォーレ以外は国内CDで発売されたことがあるでしょうか?　−トルトゥリエのチェロは彼の修行僧か何かを思わせる厳しいポートレイトにも似て (当アルバムの笑った写真ですが)、厳しく、媚びず、力強い。音色の美感の面で難があるわけではないながら、感情をすべてぶつけようとするような意識が強く、時に激しく燃え上がります。特にフォーレがスゴイ。またチッコリーニ、ハイドシェックというこれまたクセの強いピアニストとの共演ということも演奏を個性的なものにしています。メンデルスゾーンでピアノを弾くマリア・デ ラ パウはトルトゥリエの娘 (1950- )。−なおトルトゥリエは1962年 フォーレをERATOに録音しており、これは再録音にあたります。