チャイコフスキー (第1番),シューマン:ピアノ協奏曲 アシュケナージ(p) (DECCA)
曲目・演奏者
●[1] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 Op.23
[2] シューマン:ピアノ協奏曲 Op.54
■ウラディーミル・アシュケナージ(p) [1]ロリン・マゼール,[2]ユリ・シーガル指揮 [1,2]ロンドンso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} DECCA*458 628-2
発売:01年/録音:[1]1963, [2]77年/収録時間:67分
△デッカ・レジェンズ・シリーズ △96kHz 24-bit スーパー ディジタル トランスファー
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY UNIVERSAL M&L
コンディション
◇ディスク:B+〜B/ スリキズ部分的にあり(長め含む / 強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり / 裏表紙に小キズ少しあり(強め) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆[1]1963. 4,[2]1977. 6 以上ロンドンにおける録音。
−[1]は前年 チャイコフスキー国際コンクールに出場し、ジョン・オグドンと優勝を分け合い、この録音がおこなわれた1963年はソ連を出国し、ロンドンへ移住した年。アシュケナージにとって激動の時代でした。録音の4月というとまだ25歳。ブックレットにも当時の初々しい写真が数点掲載されていますが、演奏もロシアの剛腕タイプとは一線を画しており、繊細な抒情で聞かせます。しかもブリリアントに弾くことも拒否しているようで、その点 個性的。第1楽章のカデンツァなどでは暗さを強調しています。まさかソヴィエトへの反抗の意味が込められているというわけではないと思いますが…。−[2]は40歳頃の演奏。持ち前の抒情味にスケールの大きさが加わっています。オリジナル・カップリングはシューマンの協奏的作品 Op.92, 134 であったものです。−指揮は “ウリ・セガル” とも呼ばれたイスラエル出身の指揮者 (1944- )。大阪センチュリー響 (現 日本センチュリー響) の創設に携わり、1989〜96年 常任指揮者として若いオケを率いました。
−余談ながら、シーガルのセンチュリー響時代、私が当時 勤めていた「大雅 (大月楽器)」に来店されたことがありました。明るくフランクな方で、私がルプーとの共演CD (DECCA) を差し出すと喜ばれ、購入いただきました。その後 自分が指揮した現代音楽のアルバムがないか 私に尋ねられたのですが、聞いたことのないような作曲家で、さすがにCDはなく、残念に感じたことを懐かしく思い出します。
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