チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番,vn協奏曲 ギレリス(p) クレーメル(vn) ムラヴィンスキー 他=Len /L (CZAR)

メイン画像:チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番,vn協奏曲 ギレリス(p) クレーメル(vn) ムラヴィンスキー 他=Len /L (CZAR)ジャケット写真

商品番号:2603082

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曲目・演奏者

●チャイコフスキー:
[1] ピアノ協奏曲第1番 Op.23
[2] ヴァイオリン協奏曲 Op.35

■[1]エミール・ギレリス(p) [2]ギドン・クレーメル(vn) [1]エフゲニー・ムラヴィンスキー,[2]ドミトリー・キタエンコ指揮 [1,2]レニングラードpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} CZAR*2603082
 発売:93年/録音:1971年LIVE/収録時間:68分
△ディスク=Madein Holland

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A〜A-
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆[1]1971. 3. 30,[2]1971. 1. 4 以上レニングラード・フィルハーモニー大ホールにおけるライヴ録音。
−CZAR はソ連崩壊後 ロシア録音をCD化していたイギリスのレーベルでしょうか。キタエンコが[1]、ムラヴィンスキーが[2]を指揮しているように書かれており、クレーメルとムラヴィンスキーの共演ライヴがあったのかと驚き 調べてみますと、指揮者は[1,2]逆でした。しかし録音データは正確であるよう。[1]はかつて RUSSIAN DISC から発売されたことがあり、キングからも国内仕様で発売されていました。これがとにかく素晴らしい演奏です。ギレリスはかつて “鋼鉄のピアニスト” と呼ばれていたということですが、この演奏はまさにその異名をほうふつとさせます。パワフルな打鍵で音が大きくて力強く、しかもきれいで明快 (ミスはありますが…)。スケール大きく、ロマンティックな情感も見事で、この曲にふさわしい堂々たる演奏です。音質も1971年のソ連録音とは思えないほどいい。
−一方 [1]はクレーメルが24歳になる前の演奏です。1969年 パガニーニ国際コンクール、翌1970年 チャイコフスキー国際コンクールで優勝した翌年。ソヴィエト連邦内各地で演奏をおこなっていた時代です。感傷を排した峻厳なスタイルは後年をほうふつとさせるものの、音程が甘かったり、まだまだ完成前。とはいえ、もしこの演奏が後年 大家となるクレーメルの演奏であると知らなければ、チャレンジ精神に満ちた血気盛んな演奏だと好印象を持ったことでしょう。音質は[1]ほどではありませんが良好です。−レニングラードにおける同年冬のライヴ演奏ということで、当時のソヴィエトのクラシック界を垣間見る感じがし、いいカップリングと言えそうです。

商品番号:2603082

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