クライスラー(vn) / 自作自演,パガニーニ:vn協奏曲,ベートーヴェン:vnソナタ第8番 他 (5910-2-RC)

メイン画像:クライスラー(vn) / 自作自演,パガニーニ:vn協奏曲,ベートーヴェン:vnソナタ第8番 他 (5910-2-RC)ジャケット写真

商品番号:5910RC

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曲目・演奏者

●[1] パガニーニ (クライスラー編):ヴァイオリン協奏曲第1番 (第1楽章)
[2] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 Op.30-3
[3] クライスラー:ウィーン奇想曲, [4] 同 :「愛の喜び」
[5] 同 :「愛の悲しみ」, [6] 同 :「オールド リフレイン」
[7] 同 :「美しきロスマリン」, [8] 同 :「支那の太鼓」
[9] ドホナーニ:ハンガリー牧歌 (3曲)
[10] クライスラー:ウィーン風狂詩的小幻想曲

■フリッツ・クライスラー(vn) [1]ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィアo [2]セルゲイ・ラフマニノフ,[3-9]カール・ラムソン(p) [10]ドナルド・ヴォールヒース指揮 RCAso

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO/ ADD} RCA*5910-2-RC
 発売:87年/録音:[1]1936, [2-9]26〜29, [10]46年/収録時間:71分
△ディスク=Made in USA △プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:B+〜B/ 強いスリキズ少しあり*動作確認済
◇ブックレット:A-/ 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A-〜B+

録音データ・その他

☆[1]1936. 12,[2,8,9]1928. 3,[3-5]1926. 4,[6]1929. 12,[7]1927.3,[10]1946. 12。
−甘くて人懐っこいフレージング。こんな弾き方をする人は今はもういません。ラフマニノフとの共演による[2]はこのアルバムのメイン。ラフマニノフの軽々としたテクニックによる冴えたピアノ。古い録音ながら彼がいかに素晴らしいピアニストであったかを知ることができます。一方 クライスラーのヴァイオリンは[2]の両端楽章ではかなり素朴さを感じますが、第2楽章の それこそ自作の小品を思わせる歌いぶりなど素晴らしい聞きものです。−[1]はパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番の第1楽章の主題を用いて自由に作り替えたクライスラーの作品で、いわばパラフレーズ。管弦楽による提示部から全く別物の音楽です。この曲の受容史の貴重な記録というところでしょうか。なおオーマンディにとってはフィラデルフィア管の常任となった年 (1938年までストコフスキーとのダブル常任) です。当録音時のものでしょうか。ヴァイオリンを弾くクライスラーと指揮台のオーマンディのツーショット写真が掲載されています。
−[9]は7曲からなるオリジナル・ピアノ版から華やかな2番と7番、更に6番の旋律の一部を使った新しい曲「ジプシーアンダンテ」を2曲の間に差し込んだ形。トランシルヴァニア民謡の旋律を基にした、シプシー風で、ラプソディックな作品です。−[10]は晩年の作品。ヴァイオリンのカデンツァで始まり、管弦楽が始まると、当時の映画音楽を思わせる甘く幻想的な雰囲気。ウィーン奇想曲を思わせるフレーズが出てきたりして、まるで若い時代の栄光をしみじみと懐かしむように歌われます。

商品番号:5910RC

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