ブラームス：交響曲第1，3番　ワルター＝WP /36, 37年 （TOCE9530）

曲目・演奏者

●ブラームス：
[1] 交響曲第1番 Op.68
[2]　同　第3番 Op.90

■ブルーノ・ワルター指揮 ウィーンpo

ディスク・データ

CD// 国内盤 {MONO/ ADD} To−エンジェル＊TOCE-9530
　発売：97年／定価：2039円／録音：[2]1936, [2]37年／収録時間：72分
△GRコレクション・シリーズ　△ライナーノート：浅里公三, 門馬直美

コンディション

◇ディスク：B-/ スリキズ部分的にあり(横方向含む / 強め含む・小さめ＊動作確認済)
◇ブックレット：B+/ 小シワ少しあり(強め含む) / ジャケ面小口側端にツメ咬み痕あり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+　◇オビ：B-/ 強いシワ部分的にあり / 汚れ一部にあり

録音データ・その他

☆[1]1937. 5，[2]1936. 5 録音。−SPからの復刻盤。ワルター ヨーロッパ時代のウィーン・フィルとの貴重な録音です。2曲ともワルター1回目の録音で、この後 モノーラルでNYPと、ステレオでコロンビア響と録音しています。
−録音の制約がありながら ワルター壮年期の気迫、憑かれたようなロマン性が刻み込まれていることに驚かされます。[2]第4楽章ではワルターの気合いの声が。当時のウィーン・フィルの、ヴァイオリン部が整っているとは言えないながら、それでも上質であることも魅力。−SP盤の雑音は極力取り除き (ただし[2]の第2楽章以降は結構プチプチあり)、ステレオ・プレゼンスを施したタイプ。あえて雑音を残す録音もありますが、SP録音を初めて聞くにはこちらのほうが適しているといえるでしょう。