バッハ:無伴奏vnソナタ&パルティータ全曲 マルツィ(vn) (SBT2 1467・2CD)

メイン画像:バッハ:無伴奏vnソナタ&パルティータ全曲 マルツィ(vn) (SBT2 1467・2CD)ジャケット写真

商品番号:SBT21467

  • 通常価格:1,800円(内税)
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曲目・演奏者

●バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV.1001〜6 全曲
〔BWV.1001〜3 § BWV.1004〜6〕

■ヨハンナ・マルツィ(vn)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO/ ADD} TESTAMENT*SBT2 1467 (2枚組)
 発売:11年/録音:1954, 55年/収録時間:66+74分
△スリムケース・タイプ △ディスク=Made in England △原盤=EMI

コンディション

◇ディスク:1)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む,2)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む) *2枚)動作確認済
◇ブックレット:A-〜B+/ 小口側端付近に小シワ, ツメ咬み痕少しあり /
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆1954. 5, 7,1955. 3〜5 以上ロンドン・アビー ロード スタジオにおける録音。(P) アラン・メルヴィル,ウォルター・イェリネク 他、(E) ローリー・バンバー。
−ハンガリー出身、かのフバイに師事し、少女の頃から神童として名を馳せていたマルツィ (1924- 79) の貴重な遺産。当録音は30歳頃で、イギリス・デビューを果たした後ということになります。その演奏は基本的にはゆったりと構えていて 大変落ち着いており、若手の女流のものとは思えない感じ。情緒に流されてダイナミズムが即興的になったり、雑になることは決してなく、息の長い大きなスパンでの音楽のうねりがしっかりと保たれています。興奮させてくれる演奏ではないのですが、凛として高雅。とはいえ シャコンヌやソナタ第3番のフーガなどでは霊感のノリが加わり、ヴォルテージが上がるのが面白い。特別な曲であることを改めて感じます。また パルティータ第3番は全体的にテンションが高いのも興味深いところ。−録音の古さがまったく気にならないというわけにはいきません。弱音部分など しっかりと捉えられていない感はありますが、それでもマルツィの芸の素晴らしさは充分に楽しめます。
−以上は、数年前に入荷した際に書いた感想ですが、今回 イブラギモヴァを聞いた後に聞くと、やはり偉大なるバッハへの献身を思わせる演奏です。23歳頃のイブラギモヴァがピリオド奏法をとりいれるなど、いろいろ考え、工夫をしているのに対し、30歳頃のマルツィは戦前の演奏スタイルの継承者として実に立派です。イブラギモヴァの表現が煩わしいと感じる聞き手は少なくないのではないでしょうか。

商品番号:SBT21467

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