モーツァルト:セレナード第4,6番 他 マリナー=ASMF (PHILIPS)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] 行進曲ニ長調 K.237
[2] セレナード第4番ニ長調 K.203
[3] セレナータ ノットゥルナ ニ長調 K.239 (セレナード第6番)
■ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー オヴ セイント.マーティン- イン- ザ- フィールズ
[2,3]アイオナ・ブラウン,[3]マルコム・ラッチェム(vn) スティーヴン・シングルズ(va) レイマンド・コスター(cb) [2]セリア・ニックリン(ob)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} PHILIPS*420 201-2
発売:87年/録音:1986年/収録時間:55分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(細かい横方向含む*動作確認済) // レーベル面にスリキズ少しあり
◇ブックレット:B+〜B/ ジャケ面にシワあり(強め部分含む) / 内部に小シワ少しあり / 白地部分に変色あり(強め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1986. 10 ロンドン・ヘンリー・ウッド・ホールにおける録音。
−マリナー&ASMFによるモーツァルト:セレナード&ディヴェルティメント集の第5作でした。−[2]のカデンツァはアイオナ・ブラウン作。その[2]は有名曲ではありませんが、私は好きな曲。セレナードとしては編成の規模は大きく、また8つの楽章からなるという大曲で、第2〜4楽章 (第3楽章はメヌエット, 第2, 4楽章は指定はないものの 仮にアンダンテとアレグロとされるもの) はソロ・ヴァイオリン付きです。第1楽章冒頭に堂々たる序奏があり、そして快活で愉悦と洒落っ気に満ちた楽しい主題が奏されます。8つの楽章は退屈な曲がひとつもないと言っていいでしょう。セレナードらしい明るく屈託のない曲が続きます。そんな中にアクセントとなっているのは第6, 7楽章。第6楽章: (アンダンテ) はずっと弱音で奏され、セレナードのもとの意味を思い出させてくれる優美さ。オーボエ・ソロがサヨナキドリのように美しいメロディを奏でます。続く第7楽章: メヌエットはメヌエットとは思えない快活さですが、中間部は一転 ニ短調となり、オーボエが寂しげなメロディを奏で、そのコントラストが意表を突きます。そして息の長いクレッシェンドを含むウキウキとする終楽章で曲を締めます。−マリナーは整然としたリズム感に精緻で美麗なサウンド。格調の高さがあります。
−もとは1988年 LPと同時だった国内初出盤 32CD-763 であったもので、三ツ折の日本語解説書 (ライナー:岩井宏之) が附いています (シワあり)。
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