シューベルト:冬の旅 ホッター(Bs) ヴェルバ(p) (UCCG9527)※紙ジャケ
曲目・演奏者
●シューベルト:
「冬の旅」D.911 (Op.89)
■ハンス・ホッター(Bs) エリック・ヴェルバ(p)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} Un−DG*UCCG-9527
発売:04年/定価:2000円/録音:1961年/収録時間:69分
△ユニバーサル・ヴィンテージ・コレクション △紙ジャケット仕様 △歌詞対訳掲載
△ライナーノート:高崎保男, H. ホッター (和訳) △OIBPリマスター
コンディション
◇ディスク:A
◇ブックレット:B+〜B/ シワ部分的にあり / 裏表紙にスレ線あり
◇紙ケース:A〜A- ◇オビ:A-〜B+/ シワ少しあり
録音データ・その他
☆1961. 12 ウィーン・ムジークフェラインザールにおける録音。(P) オットー・ゲルデス、(E) ギュンター・ヘルマンス。
−ホッターが録音した4回の「冬の旅」のうちの3回目のもの。1回目: 1942, 43年 ラウハイゼン(p) (DG)、2回目: 1954年 1954年 ムーア(p) (EMI)、4回目: 1969年 東京LIVE; ドコウピル(p) (SONY)。
−LP時代は「冬の旅」随一の名盤として評価されていたと思いますが、現在ではホッターでも他の録音も評価されるようになり、これが代表的録音というわけでもないという感じでしょうか。LP時代はステレオ・セッション録音、しかも天下のDGレーベルで、入手しやすいということもあったのかもしれません。声楽に一家言を持つ喜多尾道冬氏 (「冬の旅」 を思わせるお名前!) はずっと東京ライヴを推しておられたことが印象に残っています。−ホッターは 「冬の旅」を7回録音した F- ディースカウのようにテクニックを駆使するタイプではなく、どちらかと言えば朴訥。低く深々とした声で 発声はややくぐもっており まるで老人のようですが、決して昔話風ではなく 情感豊かでパワーがありスケール大きい。ソットヴォーチェで情感を込める部分に誠実さがにじみ出ていますが、フォルテの力強さはオペラを思わせ、私は老いた神々の長 (ヴォータンを得意としたこともあって) が頭に浮かんだりします。リートをはみ出しているとみることもできるでしょうが、唯一無二のユニークな「冬の旅」として今も異彩を放っていいます。ヴェルバのピアノもいい。
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