レオンカヴァッロ:道化師 モレッリ=NHKso; デル・モナコ(T) 他 /東京L (KICC55)
曲目・演奏者
●レオンカヴァッロ:
「道化師」全曲
■マリオ・デル モナコ(T:カニオ) ガブリエラ・トゥッチ(S:ネッダ) アルド・プロッティ(Br:トニオ) アントニオ・ピリーノ(T:ペッペ) アッティリオ・ドラーツィ(Br:シルヴィオ)
ジュゼッペ・モレッリ指揮 NHKso 東京放送cho NHKイタリア・オペラcho 藤原歌劇団cho 東京コラリアーズ (森正 合唱指揮)
ディスク・データ
CD//国内盤 {ADD} K−セブンシーズ*KICC 55
発売:91年/定価:2500円/録音:1961年LIVE/収録時間:70分
△歌詞対訳掲載 △ライナーノート:高崎保男, 河合秀朋 △原盤:NHK
コンディション
◇ディスク:B〜B-/ 全体的にクモリあり / スリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(ジャケ面背側強め) / 白地部分に変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め) ◇オビなし
録音データ・その他
☆1961. 10. 21 東京文化会館におけるライヴ録音。
−1961年 第3次イタリア歌劇団公演のひとつ。デル モナコはこのほかに「アンドレア・シェニエ」と「アイーダ」のラダメスを歌いました。−「オテロ」と同様、直情的な性格のカニオはデル モナコの十八番。それが日本で歌われ、また記録されたことがオペラ・ファンにとってどれだけラッキーであったことか。技術的にはアバウト極まりないにもかかわらず、輝かしい高音と、激しい感情。私は高校の時「オテロ」とともにこの映像 (この録音の4日後の公演) をTVで見、録音をFMで聞いて、イタオペのとりこになってしまったのです。オペラ最後の「芝居は終わりました」と言いながらの放心状態の顔は真に迫っていました。テレビを録画した音ですと、幕が下りた後の歌手たちの話し声が聞こえたのですが、あんな演技の後すぐに普通に話しているのが不思議に感じたものです。
−音質は「オテロ」の1959年第2回の時よりも向上 (その分 プロンプターがうるさい?)。N響の力も向上していますが、合唱はまだまだという感じ。それゆえ小さいながら複数のカットがあります。またなぜかトゥッチによる「鳥の歌」のアリアに入る前のトリルのヴォカリーズがカットされています。−ついで書いておきますと、カニオ登場の宣伝の歌の途中でドンという音とともにわずかな拍手が入りますが、プロッティの宙返りによるものです。プロッティは元体操選手だったとのことです。
−1984年発売の国内初CD化盤 K38Y32 に続く2回目の発売分。この後の発売はありませんが、この録音の4日後の公演のDVDが2002年に発売されました。ただし音声はモノーラルです。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください