チャイコフスキー (第1番)，ボロディン (第2番)：弦楽四重奏曲　エマーソンSQ （DG）

曲目・演奏者

●[1]チャイコフスキー：弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11
[2] ボロディン：弦楽四重奏曲第2番ニ長調

■エマーソンSQ〔ユージン・ドラッカー，フィリップ・セッツァー，ローレンス・ダットン，デイヴィッド・フィンケル〕

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DG＊47 618-2
　発売：86年／録音：1984年／収録時間：52分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN W. GERMANY BY PDO

コンディション

◇ディスク：B+〜B/ スリキズ部分的にあり(横方向含む / 強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり(ジャケ面背側に小さな強めあり) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：A-〜B+　◇バック・インレイ部分的にシワあり, 線キズ少しあり, 白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1984. 4 NY・アメリカ芸術文学アカデミーにおける録音。(P, E) マックス・ウィルコックス。
−[1]にはアンダンテ カンタービレ (第2楽章)、[2]にはノクターン (第3楽章) と、ともに単独で演奏されるほど美しいメロディを持つ有名曲を含む、いわば黄金カップリング。
−エマーソンSQの活動初期の録音で、彼らを有名にした演奏のひとつ。1st-vnは[1]ドラッカー，[2]セッツァー。−民族色の表出は考えず、研ぎ澄まされたセンスをストレートにぶつけたような演奏。速い楽章での速いテンポ、強いアクセントを駆使した若さ溢れる鮮やかさが印象的ですが、緩徐楽章で性急になったり、情感不足になることなく、[1]のメランコリー、[2]の甘美を見事に表しています。