ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 他 カラヤン=BP /69年モスクワL (ARS008)

メイン画像:ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 他 カラヤン=BP /69年モスクワL (ARS008)ジャケット写真

  • サブ画像1:ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 他 カラヤン=BP /69年モスクワL (ARS008)ジャケット写真

商品番号:ARS008

  • 通常価格:1,500円(内税)
  • 会員価格:1,420円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●[1] バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 BWV.1046
[2] ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 Op.93

■ヘルベルト・フォン カラヤン指揮 ベルリンpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} ARS NOVA*ARS 008
 発売:02年/録音:1969年LIVE/収録時間:分
△二ツ折 厚手の紙ケース (ブックレットもとからなし) / ビニール+不織布のディスクケース

コンディション

◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(長め*動作確認済)
◇紙ケース:A-/ 白地部分に変色あり(軽め) / スレ, スレ線、薄汚れ少しあり

録音データ・その他

☆1969. 5. 29 モスクワ音楽院大ホールにおけるライヴ録音。(EP) P. ドネプロフスカヤ。
−カラヤン&ベルリン・フィルは当時のソ連の二大都市 モスクワとレニングラード (現 サンクト ペテルブルグ) で公演をおこないましたが、5月28, 29, 30日のモスクワ公演の模様は後に「メロディア」よりLP化。そのうちのひとつが29日公演分を収めた当アルバムです。音質良好で 音の広がりと力強さあり。また演奏も素晴らしく、[2]ではカラヤン一流の気取りのようなものは感じられず、機能性抜群のオケを駆使した胸のすくような大迫力とともに、曲の肺腑をつくような演奏。第2楽章の疾走と迫力も驚きです。−一方[1]も当時の室内オケ・スタイル、あるいはカラヤンのバッハ演奏として立派。ただメヌエットの再現部前のパウゼで、チェンバロがおかしな音を出してしまったことに、カラヤンは悔しい思いをしたことでしょう。−ブックレットはなく、紙ケースの内部に英語の解説が少し掲載されており (EPのドネプロフスカヤによる)、ソ連の音楽ファンは LPでカラヤンに親しんできたこと、1969年の来 “ソ” 公演は、ショスタコ10番と Rシュトラウス「英雄の生涯」で最高潮に達したこと。ショスタコ自身、カラヤンの10番の解釈を評価していたことが記されています。−カラヤンとショスタコーヴィチのツーショト写真、公演終了直後と思しき小さな写真掲載。
−余談ながら、カラヤンのブランデンブルク協奏曲第1番: メヌエットは、レガート全開、重厚にして華美。王侯貴族の高慢ちきな態度や、気取った舞踏を感じ、背中がモゾモゾしてきます。そんな演奏を社会主義国ソ連で披露し、しかもそのあと、スターリン時代についてあらわしたとも言われる[2]を演奏したことに面白さを感じます。

商品番号:ARS008

  • 通常価格:1,500円(内税)
  • 会員価格:1,420円(内税)【5%OFF】