チャイコフスキー：交響曲第4〜6番　ムラヴィンスキー＝Len （MELODIYA・2CD）

曲目・演奏者

●チャイコフスキー：
[1] 交響曲第4番ヘ短調 Op.36
[2]　同　第5番ホ短調 Op.64
[3]　同　第6番ロ短調 Op.74「悲愴」

■エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラードpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} MELODIYA＊MEL CD 10 00688 (2枚組)
　発売：00年／録音：1960年／収録時間：68+60分
△スリムケース・タイプ　△ライナーノート：露語 (キリル文字)，英語
△ディスク＝UEP-CD (Ural Electronic Plant) (ロシア)

コンディション

◇ディスク：1)B+/ 小スリキズ部分的にあり，2)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり // 2枚)レーベル面金色のため薄汚れあり
◇ブックレット：A-〜B+/ 裏表紙小口側上下角にごく小さな折れあり / 裏表紙部分的に薄汚れあり
◇プラケース：A-〜B+

録音データ・その他

☆[1]1960. 9 ロンドン・ウェンブリー タウン ホール，[2,3]1960. 11 ウィーン・ムジークフェラインザールにおける録音。
−ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのスゴさを広く知らしめたDG録音のロシアMELODIYA盤。−鋭敏なセンスによるチャイコフスキー。暗くて凍てつく氷の世界を思わせもしますが、ともかく感傷的にならず、純音楽的で、今でもこの3曲で私が最も好きな演奏です。−特に[2]。その昔、とある評論家 (どなただったか) が [2]を褒めながらも第2楽章の情感不足を指摘しており、その意図は分かるとしても、オレはこのしゃれたフレージング、パリ音楽院を思わせるホルン、感傷的にならない粋、キッパリとしたかっこよさが好きなのにと。同じ好きでも、核心の部分で意見が合わないことがあるのだと驚いた思い出があります。