シェーンベルク編:ブラームスのピアノ四重奏曲第1番 他 ギーレン=SWFso (INT860917)
曲目・演奏者
●[1] シェーンベルク編:ブラームスのピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25 (管弦楽版)
[2] ウェーベルン編:バッハの「音楽の捧げもの」より 6声のフーガ - リチェルカータ (管弦楽版)
[3] シェーンベルク編:J. シュトラウス II の皇帝円舞曲 (7つの楽器のための)
■ミヒャエル・ギーレン指揮 南西ドイツ放送so (SWF / バーデン- バーデン)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD, ADD} INTERCORD*INT 860.917
発売:92年/録音:[1,2]1991, [3]70年/収録時間:58分
△ディスク中心部に SONOPRESS の刻印あり (ドイツ)
コンディション
◇ディスク:A-/ 点キズ少しあり / 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ ツメ咬み痕少しあり / シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇ケース:A-〜B+
録音データ・その他
☆[1]1991. 4,[2]1991. 5,[3]1970. 4 以上バーデン- バーデン・ロスバウト・スタジオにおける録音。(P) [1]ベルンハルト・マンゴルト- メルケル,(E) [1]フランク・ヴィルト。(P, E)[2,3]省略。
−[1]は1937年の編曲。シェーンベルクはこの作品が好きだったらしく それが編曲の動機であるとのこと。また原曲ではピアノ・パートが強調されがちであることに不満があり、全てのパートが対等になるように編曲したとのことです。さらにはブラームスの書法を忠実に守り、もし本人が今編曲しても同じ結果になるようにした とのことですが、それにしては特に第4楽章は派手。シンバル、大太鼓のほか、グロッケンシュピール、シロフォン、スネアドラムといった打楽器まで駆使して盛り上げています。しかし このジプシー風ロンド、確かに派手に書きたくなる気持ちがわかる楽しい曲です。
−ギーレンの演奏、[1]は大編成の曲ながら音は整理されていて、厳しさがあり、キリリとしてカッコイイ。ロマンティックな脹らみはありませんが、それでも第3楽章、まるでクララ・シューマンに今でも愛していると訴えかけるような愛の叫びを思わせる音楽で充分の感情表現があります (初演はロベルト・シューマン死後のクララの演奏会)。終楽章: ジプシー風ロンドの賑やかさもバッチリ。基本的にはブラームスよりもシェーンベルク寄りの演奏と言えるでしょうが 素晴らしい。−[2]はデリケートな中に官能性があり、私には完璧な演奏に聞こえます。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください