ウェーバー：魔弾の射手　ヘーガー＝OBS； ゲッダ(T) ニルソン(S) 他 （EMI・2CD）

曲目・演奏者

●ウェーバー：
「魔弾の射手」全曲

■ニコライ・ゲッダ(T：マックス)　ビルギット・ニルソン(S：アガーテ)　エリカ・ケート(S：エンヒェン)　ヴァルター・ベリー(Bs：カスパール)　フランツ・クラス(Bs：隠者)　ヴォルフガング・ビュトナー(Na：ザミエル) 他
　ロベルト・ヘーガー指揮 バイエルン国立歌劇場o　同cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊7 23548 2 (2CD)
　発売：13年／録音：1969年／収録時間：69+61分
△エレクトローラ コレクション・シリーズ　△スリムケース・タイプ　△歌詞掲載なし
△ディスク＝MADE IN THE EU / ディスク中心部の刻印＝manufactured by optimal media (ドイツ)

コンディション

◇ディスク：1)A〜A-，2)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり / 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり(強め含む) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B

録音データ・その他

☆1969. 6 ミュンヘン・ビュルガーブロイにおける録音。(P) ヘルムート・ストルヨハン、(E) ヴォルフガング・ギューリヒ。
−偉大なワーグナー歌手ニルソンがアガーテを歌うことが目玉の録音。現代の耳からすると、録音では音程の甘さという弱点もあらわになりますが、さすがに堂々たる歌唱。まるで女王か何かの歌のようにも聞こえますが、優れた歌唱と言えるでしょう。スーブレットのケートによるエンヒェンとの対比もいい。
−ヘーガーは当時 83歳になる前。個性的ではありませんが、落ち着いていて、ロマンティックで美しい。また狼谷の場の迫力にも欠けていません。ツボを押さえた熟練の指揮という気がします。当時のバイエルン国立歌劇場の首席指揮者は誰だったのか調べてみますと、ヨーゼフ・カイルベルト (1959- 68) とヴォルフガング・サヴァリッシュ (1971- 92) の間の空白の時期でした。 −5枚の録音風景写真が掲載されているのが嬉しいところ。