ボロディン:イーゴリ公 エルムレル=; ペトコフ(Bs) 他 (MELODIYA・3CD)
曲目・演奏者
●ボロディン:
「イーゴリ公」全曲 (R- コルサコフ, グラズノフ補筆完成版)
■イワン・ペトコフ(Br:イーゴリ公) アレクサンダー・ヴェデミコフ(Bs:コンチャク汗) タチアナ・トゥガリノワ(S:ヤロスラーヴナ) ウラディーミル・アトラントフ(T:ウラディーミル) エレナ・オブラスツォワ(A:コンチャーコヴナ) ヴァレリー・ヤロスラフツェフ(Bs:スクーラ) アレクサンダー・ラプテフ(T:オヴルール) 他
マルク・エルムレル指揮 ボリショイ国立歌劇場o 同cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} MELODIYA*MEL CD 10 02080 (3枚組)
発売:12年/録音:1969年/収録時間:76+62+59分
△ディジパック・タイプ (三ツ折) △歌詞掲載なし
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 点キズ少しあり,2,3)B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む)
◇ブックレット:B+〜B/ シワ部分的にあり(裏表紙小口側端に強いシワあり, その他強め含む, 強い小キズ少しあり)
◇紙ケース:A-〜B+/ 小キズ, スレ線少しあり
録音データ・その他
☆1969年〜 モスクワにおける録音。(E) A. グロスマン。
−「イーゴリ公」は中世ロシアの叙事詩「イーゴリ軍記」をもとに、東スラヴ人のイーゴリ・スヴャトスラヴィチ公の、ポロヴェツ人 (ダッタン人) との戦いと敗戦、捕虜としての生活と脱出、祖国への帰還を軸に描いたオペラです。プロローグと4幕からなりますが、未完成に終わり、オーケストレイションのおこなわれていなかった部分については R- コルサコフが補筆、序曲と まだあまり書かれていなかった第3幕についてはグラズノフが作曲して完成を見ました。かつては第3幕 (イーゴリがポロヴェツ人の陣営から脱走する場面) はカットされるのが通常で、1966年 セムコフ指揮のEMI盤でも収録されていませんでしたが、当アルバムでは演奏されています。−なお、ポロヴェツ人首長コンチャク汗はイーゴリ公以上に重要ともいえる役で、私はかつてこのオペラを映像で見た時、ロシア人の先祖であるイーゴリ公のプライドは、コンチャクの心の広さの上に成り立っていると感じ、このオペラの題名は「コンチャク汗の慈悲」としたほうがいいと思いました。なお有名な「ポロヴェツ人の踊り」は第2幕フィナーレです。
−演奏は (一部を聞いただけですが)、特に指揮とオケはロシア・ローカル色が強く、相当 荒っぽいですが、同時に説得力を感じ、また魅力であると感じました。録音は「1969年から」とあります。のちに世界的な名声を得るオブラスツォワは当時30歳頃です。
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