モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5, 6番,vnソナタ2曲 ティボー(vn) (TOCE6716・2CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219 (トルコ風)
[2] 同 (第6番) 変ホ長調 Anh.C14.04 (偽作)
[3] (クライスラー編) ロンド ト長調 (ハフナー・セレナード K.250 より) §
[4] ヴァイオリン・ソナタ第34 (18) 番 変ロ長調 K.378
[5] 同 第42 (25) 番イ長調 K.526
■ジャック・ティボー(vn) [1]シャルル・ミュンシュ,[2]マルコム・サージェント指揮 [1,2]交響楽団 [3]タッソ・ヤノポーロ,[4,5]マルグリット・ロン(p)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO/ ADD} To−エンジェル*TOCE-6716〜7 (2枚組)
発売:91年/定価:4680円/録音:[2]1925, [3]36, [1]42, [4,5]43年/収録時間:58+35分
△紙ケース・タイプ (厚さ1.5センチ) / 不織布ディスクケース △ライナーノート:藁科雅美, 柴田龍一
コンディション
◇ディスク:1)B+/ スリキズ部分的にあり(少なめ / 縦方向に長め),2)A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ 小口側端付近縦直線状にシワあり / 裏表紙に小さな点状の汚れ1ヶ所あり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇紙ケース:B+/ 線キズ部分的にあり / 裏表紙下辺左辺りにヘコミ線あり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇オビなし
録音データ・その他
☆[1]1942,[2]1925,[3]1936,[4,5]1943. 7;[1,3-5]パリ,[2]ロンドンにおける録音。
−ティボーがHMVに残したモーツァルトをすべて集めたもの。すべてSP録音からの復刻です。大らかで快活、また自由な発想のある個性的な演奏を楽しめます。遅いテンポでロマンティックに歌う歌も特徴的。[2]の第1楽章展開部に入ると急ブレーキをかけて朗々と歌い始めるところなど、今では考えられないことです。しかし軽くて閃きとチャームに満ちたロンのピアノはティボー以上の聞きものであると感じました。−なお[1,2]はSP特有のノイズを消した復刻、[3]はノイズをほとんど消した復刻、[4,5]はノイズを残した復刻と傾向が異なっています。−[5]の第2楽章で物音が聞こえる箇所があります。録り直しをしなかったのが面白い。
−[2]はかつて K268 や K.365b の番号が与えられ、ヴァイオリン協奏曲第6番とされていた曲。モーツァルトの友人のヴァイオリニスト ヨハン・フリードリヒ・エック (1766- 1810) との関係が指摘されており、彼の改作 あるいは作曲という説もあるようです。ケッヘル第6版では「偽作および疑義ある作品」に置かれていましたが、新全集ではついに収録されませんでした。−なお当アルバムでは、ソナタ2曲に [4]第10番、[5]第17番という見たことのない通し番号が記載されています。どうやら少年時代の作品や偽作を省き、K.296 の第24 (11) 番を第1番とする数え方のようです。
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