ドニゼッティ:愛の妙薬 セラフィン=スカラ; カルテリ(S) アルヴァ(T) 他 (TOCE9448・2CD)
曲目・演奏者
●ドニゼッティ:
「愛の妙薬」全曲
■ルイージ・アルヴァ(T:ネモリーノ) ロザンナ・カルテーリ(S:アディーナ) ローランド・パネライ(Br:ベルコーレ) ジュゼッペ・タッデーイ(Bs:ドゥルカマーラ) アンジェラ・ヴェルチェッリ(S:ジャンネッタ)
トゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座o 同cho
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD}To−EMI*TOCE-9448〜9 (2枚組)
発売:97年/定価:2854円/録音:1958年/収録時間:65+45分
△グランド・オペラ・シリーズ △スリムケース・タイプ △歌詞掲載なし
コンディション
◇ディスク:1)B/ スリキズ部分的にあり(強め含む*動作確認済) // レーベル面に少しあり(強め),2)A-/ 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット:B/ 小さなツメ咬み痕あり / シワ部分的にあり(裏表紙小口側角にごく小さな折れ痕あり) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイに軽い波うち少しあり, 変色あり(軽め)
◇オビ:B+/ 小シワ, 小キズ少しあり(強め含む)
録音データ・その他
☆1958. 8 ミラノ・スカラ座における録音。(E) エドワード・ハントリー,ロバート・ベケット。
−素晴らしい演奏であるにもかかわらず、日本ではあまり親しまれなかった録音。というのも国内盤では1960年 LP (しかもモノーラルで) で発売されて以後 ずっと発売がなく、1997年 37年ぶりにCDでようやく発売されたのでした。私は大学時代、どうしても聞きたくて、海外盤LPを注文し (京都四条の十字屋)、数ヵ月後 やっと手に入れたという思い出があります。
−カルテーリ (カルテリ) は1930年生まれ。わずか21歳でスカラ座デビュー。その後も美しい容姿を持った優れたリリコとして活躍したものの、全盛期で結婚して引退してしまったため、幻の歌手となってしまいました。これは彼女の代表的録音です。アルヴァ、パネライ、タッデーイと男声陣も名歌手が揃っていますが、特にタッデーイの七色の声色を駆使した芸達者な歌の面白さときたら! インチキ医者はまさにはまり役。現代では考えられない表現で 批判もあるでしょうが、その巧みな表現力は貴重な個性です。若き日のアルヴァも端正な表現で好演。−セラフィン&スカラはまるで地方オケのようにも聞こえますが、それでも音の扱いが丁寧で、懐大きく、歌を盛り立てています。
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