Rシュトラウス:サロメ ベーム=OHSO; ジョーンズ(S) 他 /L (POCG2683・2CD)

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商品番号:POCG2683

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曲目・演奏者

●R. シュトラウス:
「サロメ」全曲

■ギネス・ジョーンズ(S:サロメ) ディートリヒ・フィッシャー- ディースカウ(Br:ヨカナーン) ミニョン・ダン(MS:ヘロディアス) リチャード・キャシリー(T:ヘロデ) ヴィエスラフ・オフマン(T:ナラボート) ウルズラ・ベーゼ(A:小姓) 他
 カール・ベーム指揮 ハンブルク国立歌劇場o

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} Po−DG*POCG-2683〜4 (2枚組)
 発売:92年/定価:5000円/録音:1970年LIVE/収録時間:53+43分
△歌詞対訳掲載 △ライナーノート:門馬直美, 長谷川勝英

コンディション

◇ディスク:1)A-〜B+/ スリキズ少しあり(横方向 / 強め / 小さめ*動作確認済),2)A
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ少しあり / 裏表紙背側に薄汚れあり / 内部白地に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇オビなし

録音データ・その他

☆1970. 11. 4 ハンブルク国立歌劇場におけるライヴ録音。(P) ヴォルフガング・ローゼ、(E) ギュンター・ヘルマンス 他 計3名。
−当録音は新演出上演初日のライヴだったとのことですが、当時のライヴ録音としては音質もよく、その緊張感や興奮が伝わってきます。ベームは刺激的な効果を追わず堅実ながら、要所要所を締めており、白熱も表しています。−当時のハンブルク国立歌劇場は芸術監督 ロルフ・リーバーマン、音楽監督 ヴォルフガング・サヴァリッシュで、充実した時代だったとのこと。脇役にクルト・モル、ハンス・ゾーティン、フランツ・グルントヘーバーという後に大物歌手となるバス, バリトンが名を連ねているのもそうした表れでしょうか。とはいえ、ジョーンズはイギリス人、ダンとキャシリーはアメリカ人で、主役級のドイツ人は F- ディースカウのみであることは、ヘルデン的な歌を歌えるドイツ系が減っていて、民族系統でいうとかなり遠い英米人に頼らなくてはいけなくなっていたということではないのでしょうか。しかしみな好演といえるでしょう。かつてはジョーンズにはやや否定的な声もあったように思いますが、威力ある声を力強く響かせ、熱演であるように感じます。しかし何といっても興味深いのは、F- ディースカウのヨハナーン。彼の歌が極めて明快で理知的であることは、狂気の預言者ではなく、ジョーンズをはじめヒステリック気味に歌う狂気の世界に、まともな人間はヨハナーンだけという図式を鮮明にしています。まさかドイツ人の優位性を表すために他の役に英米人を置いたというような怖い意図はないでしょうね???
−ベームは1974年、ウィーン・フィル、ストラータスらとビデオ収録しているほか、1972年、リザネク、ウィーン国立歌劇場におけるライヴもCD化されています。

商品番号:POCG2683

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