ヘンデル:王宮の花火の音楽,二重協奏曲第2,3番 ピノック=EC (ARCHIV)※米プレス

メイン画像:ヘンデル:王宮の花火の音楽,二重協奏曲第2,3番 ピノック=EC (ARCHIV)※米プレスジャケット写真

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商品番号:415129*

  • 通常価格:850円(内税)
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曲目・演奏者

●ヘンデル:
[1] 王宮の花火の音楽 HWV.351 (管弦楽版)
[2] 二重協奏曲第2番ヘ長調 HWV.333
[3] 同 第3番ヘ長調 HWV.334

■トレヴァー・ピノック(指揮, cemb) イングリッシュ コンサート (古楽器使用)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} ARCHIV*415 129-2
 発売:85年/録音:1984年/収録時間:53分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN USA BY PDO △プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ 細かいスリキズ少しあり 内縁にスリキズあり // レーベル面部分的にスリキズあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 小口側端に小さなツメ咬み痕あり / 裏表紙に薄汚れあり, ジャケ面にわずかにあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1984年 ロンドン・セイント. ジョン教会・スミス スクェアにおける録音。(P) ゲルト・プレープシュ,(E) ハンス- ペーター・シュヴァイクマン。
−ピノック&ECは [1]を1996年に初演の管楽合奏版で録音していますが (ARCHIV)、当録音は再演の際の管弦楽版による演奏です。−ピノックの速めのテンポと心地よいリズム感。ECのピリオド楽器の不安定さを廃した 透明感を感じるスマートな弦楽、逆にピリオド楽器の荒っぽさを残した力強い管楽器。[1]序曲での指揮者の統率力とオケが一丸となった白熱、あるいはその他の部分での涼し気で心地よい抒情。かつて一世を風靡した、親しみやすいピリオド演奏ですが、今もピリオド演奏入門として有効でしょう。
−[2,3]は CONCERTO A DUE CORI。「2つの合奏体のための」とも訳されるもの。管楽器群 (ob2、fg1、hrn2) が2つあるという意味で、そのほかに弦楽器 (vn2, va) と通奏低音という編成。二重協奏曲は3曲残されていますが、この第2, 3番は1747年から1748年にかけて作曲され、ロンドンのコヴェント ガーデンの劇場で初演されたオラトリオの幕間で演奏されたものではないかと考えられています。二重協奏曲はヘンデルの生前には出版されず、楽譜には「CONCERTO」とだけ書かれていたとのこと。「A DUE CORI」は出版社のクリュザンダーが名付けたものです。第2番はほとんどの楽章がオペラやオラトリオからの転用です。−[2,3]はピリオド隆盛期以前にはほとんど聞かれなかった曲ですが、ヘンデルらしい屈託のない明るさ、親しみやすいメロディで大いに楽しめます。[2]には「メサイア」からの引用もあり、他にも[1]のワンフレーズを思わせるなど、ヘンデルの別の曲で聞いたことがあるようなフレーズがあちらこちらで聞かれます。私は[2]の第5楽章が大好きなのですが、これはアン王女の誕生日のためのオードの通奏低音を使って書いたものです。
西独プレスもあります

商品番号:415129*

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