ケルビーニ 序曲集 (8曲)　フォスター＝CBSO （CLAVES＊50-9513）

曲目・演奏者

●ケルビーニ：序曲集
[1]「アリ・ババ (40人の盗賊)｣， [2]「アベンセラージュ族 (グレナダの軍旗)」
[3]「二日間 (水の運搬人)｣，[4]「ロドイスカ」
[5]「メデア」， [6]「アナクレオン (逃亡者の恋)」
[7]「ファニスカ｣， [8]「ポルトガルのホテル」

■ローレンス・フォスター指揮 バーミンガム市so

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} CLAVES＊CD 50-9513
　発売：96年／録音：1995年／収録時間：70分
△ディスク＝Manufactured in Switzerland by CD plant Tecval SA　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット：A-〜B+/ 小シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1995. 2, 6 バーミンガム・タウン ホールにおける録音。(P) エリック・ラヴァンシー、(E) トニー・フォークナー。
−現在ではオペラ「メデア｣、あるいは宗教音楽 (リッカルド・ムーティがその全曲EMIに録音) で知られるルイージ・ケルビーニはイタリア出身のフランスの作曲家 (1760- 1842)。ケルビーニの序曲はトスカニーニやクレンペラーなど 過去の巨匠指揮者も取り上げましたが、オペラ序曲集のアルバムとなると珍しい。−ケルビーニは幼い頃から音楽の才能を発揮し、1788年にパリに定住。ポーランドを舞台にしたオペラ「ロドイスカ」 (1791) で最初の大きな成功を収めました。続いて「メデア」(1797) と「二日間 (水の運搬人)」(1800) を作曲。しかし理想主義的で、高邁な性質のために大歌劇場から締め出されており、小さな劇場で上演せざるを得なかったとこのことです。1805年 ケルビーニはウィーンに招聘され、オペラを作曲。1806年初演の「ファニスカ」はハイドンやベートーヴェンの熱心な支持をかち取ったとのことです。しかしそれも長くは続かなったようで、徐々に宗教音楽の作曲に向かい、ルイ16世の処刑を悼んで作曲された レクィエム ハ短調 (1816年) は非常に大きな成功をおさめ、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスにも絶賛されたとのことです。1822年にはパリ音楽院院長に就任しました。