▽ビゼー：カルメン　カラヤン＝BP； バルツァ(MS) カレーラス(T) 他 （DG・3CD）

曲目・演奏者

●ビゼー：
｢カルメン｣ 全曲 (オペラ・コミーク版)

■アグネス・バルツァ(MS：カルメン)　ホセ・カレーラス(T：ホセ)　カーティア・リッチャレッリ(S：ミカエラ)　ジョゼ・ヴァン ダム(Bs：エスカミーリョ)　クリスティーヌ・バルボー(S：フラスキータ)　ジャーヌ・ベルビエ(MS：メルデセス) 他
　ヘルベルト・フォン カラヤン指揮 ベルリンpo　パリ歌劇場cho 他

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DG＊410 088-2 (3枚組)
　発売：83年／録音：1982年／収録時間：57+55+57分
△紙箱付き(▽厚さ3.5センチ)　△大判ブックレット付き(236ページ)　△仏語詞・独英伊訳掲載
△ディスク＝Made in W-Germany by PolyGram (ディスク中心部の刻印なし)

コンディション

◇ディスク：1)B+/ 薄スリキズ部分的にあり，2)B+/ 薄スリキズ部分的にあり // レーベル面に小スリキズ少しあり，3)B/ 小キズわずかにあり / 薄スリキズ部分的にあり / 内縁に強めのスリキズ含む // レーベル面部分的にスリキズあり(強め含む)
◇ブックレット：B+〜B/ 表紙に強いシワ少しあり, 内部も影響あり(少し) / 裏表紙にシワ少しあり, 細かい薄汚れあり / 内部白地部分に変色あり
◇プラケース：B// [DISC-1]のディスクホルダーのツメが甘く ディスクが外れやすい
◇紙箱：B-/ 角・端に傷み, ハゲあり / 背表紙赤色地に色あせあり(3つ目の画像参照) / 線キズ, 傷み線あり / 薄汚れ少しあり

録音データ・その他

☆1982. 9 ベルリン・フィルハーモニーにおける録音。セリフ部分は1983. 3。(D) ミシェル・グロッツ、(E) ギュンター・ヘルマンス。
−カラヤン2回目の正規全曲録音 (その他 映像作品あり)。オリジナルのオペラ・コミーク版を使用しており、セリフ部分は歌手とは別の俳優によっています。まずなによりもベルリン・フィルがフランス風の軽い響きに変身していることに舌を巻かずにはいられません。しかし その上で このコンビならではの雄弁さもしっかりと。悲劇をドラマティックに描いています。また全盛期にあったバルツァのカルメンの妖婦らしい表現も見事で、あまたあるこのオペラ録音の中でも第一に聞かれるべきものと言えるのではないでしょうか。一番の欠点は歌の部分とセリフ部分の声が違いすぎることでしょうか。

※「COMPACT DISC '83」というCDのカラー・カタログ付き。CD時代最初期、バブル景気とともにやってきた新時代の明るさが蘇ります。しかもカラヤン、バーンスタイン、アッバードらを擁するDGは王道のクラシック・レーベルでした。

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