ヴィクター・ハーバート作品集 シルズ(S) コステラネッツ=LSO (CDC-747197)
曲目・演奏者
●ハーバート:
[1]「暗闇のくちづけ」(「オレンジ ブロッサムズ」 より)
[2] イタリアの街の歌 (「おてんばマリエッタ」 より)
[3]「わたしのロマンスの地へ」(「エンシャントレス (魅惑的な女)」 より)
[4] オーケストラ・メドレー〔恋におちて 〜 月光 〜 ジプシー ラヴ ソング 〜 ハバネラ〕
[5]「もう一度キスして」(「マドモワゼル モディスト」 より)
[6]「人生の甘き神秘よ」(「おてんばマリエッタ」 より)
[7]「芸術がわたしを呼んでいる」(「エンシャントレス」 より)
[8]「あなただけに」(「アイリーン」 より)
[9] オーケストラ・メドレー〔スウィートハーツ・ワルツ 〜 おもちゃの兵隊の行進曲 〜 おもちゃの国 〜 ニュー ヨークの散歩道 〜 小春日和〕
[10]「君去りし時」(「オンリー ガール」 より)
[11]「ロマニー ライフ」(「占い師」 より)
■[1-3,5-8,10,11]ビヴァリー・シルズ(S) アンドレ・コステラネッツ指揮 ロンドンso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI ANGEL*CDC-7 47197 2
発売:86年/録音:1975年/収録時間:46分
△英語詞掲載 △プラケース=ハード・タイプ
△ディスク中心部 透明プラスティック部分に Made in USA - Digital Audio Disc Corp. と刻印
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり / 外縁にスリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり / 白地部分に変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり / 背表紙赤色地に軽い色あせあり(片方)
録音データ・その他
☆1975. 6 ロンドン・アビー ロード第1スタジオにおける録音。(P) クリストファー・ビショップ、(E) ピーター・ヴァンス。
−ヴィクター・ハーバートはアイルランド出身の作曲家,指揮者, チェリスト (1859- 1924)。シュトゥットガルト音楽院で学び、チェロ奏者として活動し、ウィーンでヨハン・シュトラウスII世の楽団員もつとめたとのこと。1886年に渡米し、メトロポリタン歌劇場管の首席チェリストとなりました。NY州兵第22師団軍楽隊の指揮者を経て、1898年から1902年までピッツバーグ響の音楽監督をつとめ、同オケをアメリカの主要なオーケストラへと育てたとのこと。−作曲家としてもたくさんの曲を書きましたが、特に43も書いたオペレッタで人気を博し、アメリカ音楽界の重鎮となりました。現在 最も有名なハーバートの作品は「おもちゃの国の赤ん坊たち」(オペレッタ) の「おもちゃの兵隊の行進曲」でしょう。当アルバムでも[9]のメドレーで演奏されています。なおここでは省略しましたが、メドレーの曲もほとんどがオペレッタからの曲です。
−アメリカの名コロラトゥーラ シルズ (1929- 2007) が、イージーリスニングの元祖とも言うべきコステラネッツと組んで歌ったハーバート・アルバム。アメリカでは音楽好きでなくても知っている3人の人気音楽家ですが、日本ではあまり評価が高くないのが面白い。シルズはコロラトゥーラを得意としたとはいえ、リリコの性格が強く、ハーバートの甘い歌を大きなヴィヴラートともに情感的に歌っています。コステラネッツ&LSOも甘くロマンティックでゴージャスとはいえ、充分にフルオーケストラを活かした演奏で、イージーリスニングの浅さはありません。シルズ用に作ったコステラネッツによるオーケストレイションでしょうか。甘いメロディの洪水となるのを避けるために、曲調を変え、オーケストラ・メロディを挟むなど工夫されているのもいい。
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