{SACD-HYBR} バッハ:詩篇51番 (ペルゴレージによる),カンタータ第82番 ゴーヴァン(S) ラバディ= 他 (ATMA)

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商品番号:SACD22342

  • 通常価格:1,800円(内税)
  • 会員価格:1,710円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●バッハ:
[1] 詩篇51番「わが罪を拭い去りたまえ いと高き神よ」K.1083 (ペルゴレージ:スターバト・マーテルの編曲)
[2]「われは満ちたれり」BWV.82 (作曲者編曲によるソプラノ独唱版 / ホ短調)

■カリーナ・ゴーヴァン(S) [1,2]ベルナール・ラバディ指揮 レ ヴィオロン デュ ロワ [1]ダニエル・テイラー(C-T) [2]マリー- アンドレー・ベニー(fl)

ディスク・データ

SACD-HYBR // 海外盤 {DDD} ATMA*SACD2 2342
 発売:05年/録音:2004年/収録時間:57分
△SACDハイブリッド (CD / SACD STEREO / SACD SURROUND) / DSD
△独語詞・英仏訳掲載 △バック・インレイに Made in Canada と記載

コンディション

◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり(強め含む)
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆2004. 4 ケベック・サン- イレネー・ドメーヌ フォルジェ・サル フランソワ- ベルニエにおける録音。(P) ジョアンヌ・ゴイエット、(Rec) ジョン・ニュートン,アンヌ- マリー・シルヴェストル。
−ペルゴレージの「スターバト マーテル」はすぐに人気を獲得し、18世紀を通じてもっとも多く再版された曲だったとのこと。大胆に編曲された形で出版されることもあったようですが、このバッハ編曲版もそのひとつ。バッハのおこなった変更は、まず主調をヘ短調とし、歌詞を旧約聖書の詩篇第51番 (ドイツ語) に変更。また第12曲と第13曲の順番を入れ替えています。さらに第2vnとvaのパートに加筆、声楽パートのリズム、装飾音、アーティキュレーションなどの細部にも手を加えています。−一方 [2]のオリジナルはBr独唱ですが、これはバッハ自身によるソプラノ独唱版。バッハはこの曲を大層 気に入っていたようで、ソプラノやアルト歌唱用に (楽器も含めて) 編曲して繰り返し演奏していたとのことです。単に移調しただけでなく、オーボエ独奏をフルートに変えているのも大いなる聞きものになっています。−当演奏の編成は [1] 1st-vn4, 2nd-vn4, va3, vc2, cb, cemb, org で、[2]では fl が加わり、cembが抜けます。
−ピリオド・スタイルを取り入れた演奏で、非常にリズム感よく、軽く、柔らかで、また録音の音響とともに感覚的な美しさがあります。ふたりの歌手はヴィヴィラートを付けてはいますが、繊細で透明感があります。ピリオド&モダンの折衷スタイルによる美感を充分に生かした優れた演奏と言えそう。
−優れた歌唱を聞かせるゴーヴァン (1966- ) と、テイラー (1969- ) はともにカナダ出身のバロックを得意 (テイラーは専門) とする歌手。−レ ヴィオロン デュ ロワはケベック市を拠点とするフランス系カナダ人の室内オケ。1984年 ラバディによって設立されました。アンサンブル名は17世紀フランス王室の宮廷オケに由来。15名の奏者からなるこのオケは現代の楽器を用いて演奏しますが、バロック以前の音楽の演奏では、弦楽器には当時の弓の複製を使用し、ヴィブラートを控えめに用いるなど、当時の演奏法を取り入れています。−2014年からラバディの肩書きは「創設指揮者」に変更され、2018年からジョナサン・コーエンが音楽監督をつとめています。−DORIAN、VIRGIN, ATMA などに録音をおこない、2001年 ヘンデルの「アポロとダフネ」他、2003年 モーツァルト:レクィエム、2007年 ピアソラ:「四季」で、カナダのジュノー賞の「年間クラシック・アルバム賞」を獲得しています。

商品番号:SACD22342

  • 通常価格:1,800円(内税)
  • 会員価格:1,710円(内税)【5%OFF】