ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 他 クレバース(vn) メンゲルベルク=KCO /L (KICC2055)

メイン画像:ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 他 クレバース(vn) メンゲルベルク=KCO /L (KICC2055)ジャケット写真

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商品番号:KICC2055

  • 通常価格:2,200円(内税)
  • 会員価格:2,090円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●[1] ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 Op.77
[2] ワーグナー:「タンホイザー」序曲
[3] ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」Op.24 より 3曲〔鬼火のメヌエット,妖精の踊り,ハンガリー行進曲〕

■[1]ヘルマン・クレバース(vn) [1-3]ヴィレム・メンゲルベルク指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウo

ディスク・データ

CD// 国内盤 {MONO/ ADD} K−セブンシーズ*KICC 2055
 発売:90年/定価:2500円/録音:[1,3]1943, [2]40年 全LIVE/収録時間:66分
△陶酔!メンゲルベルク 不滅のライヴ シリーズ △ライナーノート:浅里公三, 井上さつき / 欧文併載
△オビはプラケース両面で接着

コンディション

◇ディスク:A-/ スリキズ少しあり
◇ブックレット:B〜B-/ シワ部分的にあり(強いシワ含む) / ジャケ面部分的に細かい汚れあり, 裏表紙にも少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
◇オビ:B+/ シワ部分的にあり(裏面の糊痕含む)

録音データ・その他

☆[1]1943. 4. 13,[2]1940. 10. 27,[3]1943. 3. 21 以上ライヴ録音。3曲の終演後の拍手入り。
−メンゲルベルクのシリーズですが、それよりもまず かのクレバースの演奏というのが興味深いところ。クレバース (クレッバース) はオランダのヴァイオリン奏者 (1923-2018)。1951年 ハーグ・レジデンティ管のコンマスを経て、1962年 コンセルトヘボウ管のコンマスに就任しました。後年はアムステルダム国立高等音楽院の教師として、フランク・ペーター・ツィンマーマンらを育てたとのことです。−コンセルトヘボウ管退団は1977年でしょうか。この年にはなむけとして ハイティンク&KCOとブラームス:ヴァイオリン協奏曲を録音しましたが (PHILIPS)、[1]はその34年も前の19歳時のコンセルトヘボウ管との共演の記録です。ゆったりとしたテンポをとっての落ち着いた 堂々とした演奏はまさか19歳の演奏とは思えない。第1楽章終了時に拍手が沸き起こりますが、当時の習慣とはいえ、聴衆もその80年後に録音で聞いている者と同じ気持ちだったのでしょう。第2楽章の感情表現も素晴らしい。−[2,3]も含め、メンゲルベルクのダイナミックな指揮を十分楽しめるのも嬉しいところ。憑かれたような大胆なアゴーギクが聞かれますが、コンセルトヘボウ管が一糸乱れずついていく様は魔術的にも感じます。−アセテート盤からの復刻と思われる音質は、いくつか大きな雑音が入りますが、持続するチリノイズは小さく、ダイナミックレンジも比較的広く、かなりいいといえるでしょう。[1,3]よりも古い[2]が特にいい。

商品番号:KICC2055

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