Rコルサコフ:シェエラザード 他 アンセルメ=OSCC 他 /48年 (CDBP9712)
曲目・演奏者
●[1] リムスキー- コルサコフ:「シェエラザード」Op.35
[2] ボロディン (R- コルサコフ編):ポロヴェツ人の踊り (「イーゴリ公」 より)
[3] リムスキー- コルサコフ:「おとぎ話」Op.29
■[1]エルネスト・アンセルメ指揮 パリ音楽院o
[2]グジェゴシュ・フィテルベルク指揮 ロンドンpo
[3]コンスタント・ランバート指揮 フィルハーモニアo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} DUTTON LABORATORIES*CDBP 9712
発売:01年/録音:[1]1948, [2,3]46年/収録時間:73分
△ディスク=Manufactured in Austria
コンディション
◇ディスク:A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:A〜A-/ 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆[1]1948. 6 パリ・メゾン ドゥ ラ ミュテュアリテ,[2]1946. 4 ロンドン・ウェンブリー タウン ホール,[3]1946. 1 ロンドン・キングズウェイ ホールにおける録音。
−[1]K1980-85, [2]K1536-37, [3]DX1485-86 と、3つの録音のカタログ・ナンバー (とマトリックス番号) が掲載されていますが、いずれもDECCA原盤でしょうか。
−アンセルメは[1]を4回録音しており、1916年?、1948年、1954年、1960年。1916年と思われるSP録音のレーベルはわかりませんが、1948年以降の3回はDECCA。LP時代から親しまれたのは最後の1960年 スイス・ロマンド管との録音ですが、1948年と1954年のものはパリ音楽院管。その1954年のほうは最初期のステレオ録音で、2008年 ELOQUENCEシリーズでCD化されましたが、DUTTONN復刻の当盤は1948年のモノーラルのほうです。管楽器をはじめとして いにしえのフランスの香気を振りまくパリ音楽院管を楽しめる魅力的な演奏です。vnソロの記載はありませんが、1954年と同じであれば、ピエール・ネリニ(vn) ということになります。2回の録音で手兵のロマンド管ではなく、パリ音楽院管を起用したのは、スペクタクルな曲ということで華麗な音色を活かそうとしたからなのでしょうか。
−[2,3]のふたりの指揮者がまた興味深い。[2]のフィテルベルクはのユダヤ系ポーランド出身 (現在のラトビア) の作曲家、指揮者。(1879- 1953)。作曲家としてはシマノフスキ、カルウォヴィチらと共に若きポーランド (ムウォダ ポルスカ) の一員として活躍。指揮者としては1935年 ポーランド国立放送カトヴィツェ響を設立するとともに、シマノフスキの作品の普及につとめました。ナチス・ドイツを避け1940年から南米、アメリカに移りましたが、1946年 ポーランドへ帰国。 翌年からカトヴィツェ響に復帰し、死去するまで同団を率いたとのことです。
−[3]のランバートはイギリスの作曲家, 指揮者 (1905- 51)。父はロシア生まれのオーストラリアの画家ジョージ・ワシントン・ランバート。作曲をヴォーン・ウィリアムズに師事しました。1925年 バレエ リュスのために「ロメオとジュリエット」を作曲。ジャズを取り入れたカンタータ「リオ グランデ」で有名になりました。1931年 ヴィック・ウェルズ・バレエ団の創設者のひとりとして1947年まで音楽監督と指揮者をつとめるなど指揮者としての活動を重点に置きましたが、長年の飲酒がたたり45歳の若さで死去しました。
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