モーツァルト:アポロとヒュアキントゥス ハーガー=MOZ; マティス(S) Rジョンソン(T) 他 (POCG2418・2CD)

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商品番号:POCG2418

  • 通常価格:2,900円(内税)
  • 会員価格:2,750円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●モーツァルト:
「アポロとヒュアキントス」K.38 (ラテン語詩劇) 全曲

エディット・マティス(S:ヒュアキントス) コルネリア・ヴルコップ(A:アポロ) アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T:オエバルス) アーリーン・オジェー(S:メリア) ハンナ・シュヴァルツ(A:ゼピュルス)
 レオポルド・ハーガー指揮 ザルツブルク・モーツァルテウムo ザルツブルク室内cho コーネリウス・ヘルマン(vc) ジャン- ピエール・ファベール(cemb)

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} Po−DG*POCG-2418〜9 (2枚組)
 発売:91年/定価:4500円/録音:1981年/収録時間:37+45分
△長オビ付き △歌詞対訳掲載 △ライナーノート:G. クラウス (和訳), 海老澤敏, 福本健一

コンディション

◇ディスク:1)A,2)A-/ 外縁に小スリキズ少しあり(強め含む)
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ少しあり(強め含む) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇長オビ:B+/ 線キズ, シワ部分的にあり / 背表紙黄色地に強い色あせあり

録音データ・その他

☆1981. 8 ザルツブルク大学講堂における録音。(D)ゴットフリート・クラウス、(E) ヨゼフ・スラトコ。
−当オペラは、当時 ザルツブルク大学の教員であったルフィニス・ヴィドルが、オウィディウスの「変身物語」をもとに書いたラテン語劇「アポローンとヒュアキントゥス」に、モーツァルトが曲を付したもの。モーツァルトは当時11歳でした。1767年 ザルツブルク大学の学生によって初演されましたが、女声役も男性が演じたとのことです。−アポロは神、オエバルスはスパルタ王、ヒュアキントゥスはその息子、メリアはその妹、ゼピュルスはヒュアキントゥスの友人ながらヒュアキントゥスを殺す役。もとはアポロのヒュアキントスへの愛という同性愛の性格が強い内容ですが、当時の道徳的観点から、最後 アポロはヒュアキントゥスの妹メリアと結婚するという筋に変更しています。短い3幕からなりますが、当アルバムにはプロローグ、2幕 (2つのCorus) と記載。イントラーダ (序曲) と9曲のレチタティーヴォと歌で構成されています。−最後 アポロはヒュアキントゥスの死を惜しみ、ヒュアキントゥスを花に変えますが、それが「ヒアシンス」の語源。昔 CD店で勤めていた時、「アポロとヒアシンス」と訳したCDを見たことがあります。
−当アルバムは当作品の初録音であったもの。「新モーツァルト全集」(A. オーレル校訂) に基づく演奏。ブックレット内に録音と同年のザルツブルク・モーツァルト週間での演奏会形式による上演の写真が掲載されていますので、その上演後のセッション録音でしょう。少年の作品とは思えない完成度を誇るとはいえ、このような作品にこれだけの名歌手を揃えていることに驚かされます。アポロ役のヴルコップという歌手は初めて聞きますが、彼女を含め実に立派な歌で 知られざる作品を楽しむことができます。マティスの硬質でキリリとした美声は美少年に合っていると言えそう。第2曲: ヒュアキントゥスのアリア「神々は人を恐れさせ」はソプラノには厳しい低音を含む技術的にも大変な曲で、なかなか聞きごたえある歌ですが、さすがにみごと。マティスで録音が残されたことを喜ばずにいられません。

商品番号:POCG2418

  • 通常価格:2,900円(内税)
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