{SACD-HYBR} シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番 (弦楽合奏版) 他 ステーン=OMKW 他 (MDG)
曲目・演奏者
●[1] ベルク:7つの初期歌曲
[2] 同 :「抒情組曲」から3つの小品
[3] ウェーベルン:管弦楽のための変奏曲 Op.30
[4] シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番 Op.10 (弦楽合奏版)
■ヤック・ファン ステーン指揮 ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムo [1,4]クラウディア・バラインスキー(S)
ディスク・データ
SACD-HYBR // 海外盤 {DDD} MDG*901 1425-6
発売:06年/録音:2005, 06年/収録時間:70分
△2+2+2レコーディング △SACDハイブリッド (CD / SACD STEREO / SACD 5.0ch SURROUND) / DSD
△[1]独語詞掲載 △ディスク=MADE IN GERMANY
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(横方向含む / 強め少しあり*動作確認済)
◇ブックレット:B+〜B/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆2005. 9,2006. 1 録音。(P) W. ダブリングハウス,R. グリム、(E) フリードリヒ・W. レディング。
−新ウィーン楽派の弦楽合奏を伴う作品集。−[1]はベルクがまだシェーンベルクの弟子だった1905年ごろから08年にかけて作曲。その後 一部が初演されましたが、その後 1928年に出版とともに改訂され、管弦楽伴奏版も作成されました。シェーンベルク、あるいはワーグナーやシュトラウスなど、後期ロマン派の影響が色濃く残る美しい作品です。
−[2]のオリジナルである 6楽章からなる弦楽四重奏のための抒情組曲は1925〜26年作曲。ベルクが十二音技法を用いて作曲した最初の大曲です。1928年 その第2〜4楽章を弦楽合奏用に編曲しました。ベルクとハンナ・フックス- ロベッティン夫人との不倫の恋が主題となっているとのことです。−[4]のオリジナル版は1908年作曲。まだ「嬰ヘ長調」と記されていますが、シェーンベルクの調性作品の総決算とみなされているもの。第4楽章で調性を放棄しています。第3, 4楽章ではゲオルゲの「連祷」と「恍惚」の2つの詩が引用されており、ソプラノで歌われるのも大きな特徴。1929年に作曲者自身が編曲した弦楽合奏版によっています。
−ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム管は1875年創設。シェルヘン、ウェルザー- メスト、ヤーノシュ・フュルスト、ハインリヒ・シフらがシェフをつとめてきました。−ファン ステーンは1956年生まれのオランダの指揮者。ブラバント音楽院で指揮などを学びました。ナイメーヘン・バッハ合唱団の音楽監督、アムステルダム国立バレエ団の音楽監督を経て、1997年から2002年までニュルンベルク響の首席指揮者をつとめました。2002年から05年までワイマール国立歌劇場の音楽監督。他方 2002年から08年までヴィンタートゥール・ムジークコレギウムの首席指揮者をつとめました。2008年から13年までにはドルトムント・フィの音楽総監督。その他 BBCウェールズ・ナショナル管、アルスター管、プラハ響の首席客演指揮者を歴任しています。−MDGレーベルに多くの録音をおこなっていますが、新ウィーン楽派の作品はこの後、シェーンベルク:ペレアスとメリザンド,ベルク:3つの小品をドルトムント・フィルとおこなっています。
−クセのない美声を持つリリック・ソプラノのバラインスキーが素晴らしい。1965年 ベルリン生まれ (なんと私の4日後生まれ)。ベルリン芸術大学で学び、またディートリヒ・フィッシャー- ディースカウ、アリベルト・ライマンの授業を受けたとのことです。 1993年 ベルン市立劇場でモーツァルト「後宮からの誘拐」のコンスタンツェ役でデビュー。翌年 同劇場でベルクの「ルル」のタイトルロールを歌いました。同じ頃 ドレスデンのゼンパーオーパーでライマンの「メリュジーヌ」の主役を歌い、2010年 フランクフルト歌劇場でおこなわれた同じくライマンの「メデア」のドイツ初演で主役を熱演。ドイツ演劇賞「ファウスト」を受賞しました。彼女は古典派やロマン派の諸役も歌いますが、現代音楽を得意とする歌手として有名です。
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