ストラヴィンスキー：3大バレエ音楽集　ドラティ＝Det （POCL9227・2CD）

曲目・演奏者

●ストラヴィンスキー：
[1]「春の祭典」全曲 (1947年版)
[2]「ペトルーシュカ」全曲 (1947年版)　§
[3]「火の鳥」全曲

■アンタル・ドラティ指揮 デトロイトso

ディスク・データ

CD// 国内盤 {DDD} Po−ロンドン＊POCL-9227〜8 (2枚組)
　発売：90年／定価：3600円／録音：1980〜82年／収録時間：67+44分
△紙ケース・タイプ(クラムシェル型 / 厚さ1.7センチ) / 不織布ディスクケース
△ライナーノート：長谷川勝英

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ 点スリキズわずかにあり / 外縁に小スリキズ部分的にあり，2)A〜A-/ 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット：A-〜B+/ 小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり, 薄汚れ部分的にあり
◇不織布ディスクケースに薄汚れ少しあり
◇紙ケース：B+/ 裏面右側上下角に傷み少しあり / 線キズ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇オビ：B〜B-/ 強いシワ部分的にあり / 裏面に薄汚れあり, おもて面にも少しあり

録音データ・その他

☆[1]1981. 5，[2]1980. 6，[3]1982. 10 以上デトロイト・ユナイテッド アーティスツ オーディトリアムにおける録音。(P) [1]A. コーナル，[2]J.マリンソン，[3]P. マイヤーズ、(E) [1,2]J. ロック，[3]J. ダンカーリー。
−ドラティ&デトロイト響のストラヴィンスキー3大バレエ録音は大変評判になり、特に[1]は「レコ芸」誌の1982年度 レコード・アカデミー賞を受賞しました。
−以下 [1]を聞いた感想です。今聞きなおしましても 速めのテンポによるダイナミックな力演は大変魅力的。キリリとした男性的なフォルムはいかにもドラティ。そしてなにより音響のバランスが見事に整理されていながら、各所クライマックスでの重厚感とエネルギーがスゴイ！ DECCA (LONDON) の優秀な録音がそれを捉えていると言っていいでしょう。それにしてもデトロイト響を一流オケにしたドラティの手腕には改めて感心させられます。その後ギュンター・ヘルヴィヒが主席をつとめたようですが、ドラティ以後 少なくとも録音の世界では大きな話題にならないことが余計にその思いを強くします。
−ドラティはミネアポリス響と3大バレエを録音し、[3]は1976年 RPOとも録音しており (ASV)、これらはドラティにとって 2, 3回目の録音でした。