モーツァルト:コシ・ファン・トゥッテ ブッシュ=Gly; スーエズ(S) 他 (CHS7638642・2CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「コシ ファン トゥッテ」 K.588 全曲
■アイナ・スーエズ(S:フィオルディリージ) ルイーズ・ヘレツグルーバー(A:ドラベッラ) ヘドル・ナッシュ(T:フェッランド) ヴィリ・ドムグラーフ- ファスベンダー(Br:グリエルモ) ジョン・ブラウンリー(Br:アルフォンソ) イレーネ・アイジンガー(S:デスピーナ)
フリッツ・ブッシュ指揮 グラインドボーン音楽祭o 同cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} EMI*CHS 7 63864 2 (2枚組)
発売:91年/録音:1935年/収録時間:77+76分
△レフェランス・シリーズ △伊語詞掲載
△ディスク=Made in Germany / SONOPRESS刻印あり
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ スリキズ少しあり(小キズ含む),2)A-〜B+/ 小キズ少しあり(強め) / 内縁にスリキズ少しあり(強め)
◇ブックレット:A-〜B+/ 裏表紙背側にシワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇フロント&バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1935. 6 グラインドボーンにおける録音。(P) デイヴィッド・ビックネル。
−20世紀前半のドイツにおける最高の指揮者のひとりとみなされていたフリッツ・ブッシュ (1890- 1951)。ヴァイオリニストのアドルフ・ブッシュ、チェリストのヘルマン・ブッシュの兄です。ケルン音楽院に学び、1912年にアーヘン市立歌劇場の音楽監督に就任。第一次大戦中は従軍するも終戦後の1918年まで在籍し、数多くのオペラを上演しました。その後はシュトゥットガルト歌劇場で、ヒンデミットやプフィッツナーなどの同時代の作曲家の作品をレパートリーに組み込み、他方 ワーグナーの「指環」で革新的なアプローチをおこなうなどしました。1922年からはドレスデン国立歌劇場の音楽監督に就任。ここでも R. シュトラウスやブゾーニ、ヒンデミットの最新作を次々と初演します。しかしナチスが台頭した1933年にドイツを出国。その後 世界各地で活躍しましたが、その人気に目をつけたイギリスの富豪 ジョン・クリスティの招きにより、クリスティが創設したグラインドボーン音楽祭の音楽監督をつとめました (1934年から亡くなる1951年まで)。1934〜36年、グラインドボーンでの上演にもとづき、モーツァルトのダ ポンテ三部作の世界初の商業用録音をおこなったことも偉業。もちろんSP時代です。
ー当「コシ ファン トゥッテ」は「フィガロ」の次に録音されたもの。チェンバロではなくピアノですが、レチタティーヴォも収録されています。ブッシュのロマン性を廃したキリリとした演奏で、古さを感じさせません。歌手も総じて優れています。ちなみにドムグラーフ- ファスベンダーは偉大なアルト歌手 ブリギッテ・ファスベンダーの父。
ージャケ写はスーエズ。フィオルディリージ役のコスチュームなのでしょうか。
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