▽ドビュッシー:ペレアスとメリザンド カラヤン=BP; シュターデ(S) 他 (EMI・2CD)

メイン画像:▽ドビュッシー:ペレアスとメリザンド カラヤン=BP; シュターデ(S) 他 (EMI・2CD)ジャケット写真

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商品番号:5671682

  • 通常価格:2,000円(内税)
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曲目・演奏者

●ドビュッシー:
「ペレアスとメリザンド」全曲

■フレデリカ・ヴォン スターデ(S:メリザンド) リチャード・スティルウェル(T:ペレアス) ジョゼ・ヴァン ダム(Br:ゴロー) ルッジェーロ・ライモンディ(Bs:アルケル) ナディーヌ・ドゥニーズ(A:ジュヌヴィエーヴ) クリスティーヌ・バルボー(S:イニョルド)
 ヘルベルト・フォン カラヤン指揮 ベルリンpo ベルリン・ドイツ・オペラcho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI*5 67168 2 (2枚組)
 発売:99年/録音:1978年/収録時間:61+34+67分
△GRCシリーズ △ARTリマスター △紙箱付き(▽厚さ3.3センチ)
△大判ブックレット付き(194ページ) △仏語詞・独英訳掲載
△ディスク中心部の刻印=MADE IN THE EU / UDEN刻印あり (オランダ)

コンディション

◇ディスク:1)B+/ 白っぽい線状の汚れ部分的にあり(おそらくプレス上にできたもの),2)A〜A-/ 点キズわずかにあり, 外縁に小スリキズ少しあり,3)B/ スリキズ部分的にあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ 波うち部分的にあり / 裏表紙小キズわずかにあり, 部分的に薄汚れあり(少なめ) / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+
◇紙箱:B/ 角に傷みあり / 傷み線部分的にあり(少なめ) / 線キズ少しあり

録音データ・その他

※当商品は厚さの関係でレターパックプラス あるいはゆうパックでの発送となります。

☆1978. 12 ベルリン・フィルハーモニーにおける録音。(P) ミシェル・グロッツ、(E) ヴォルフガング・ギューリヒ。
−カラヤンはベルリン・フィルをたくましく 分厚く鳴らすのではなく、抑制的で、透明感を表出。しかし神秘性、官能性も充分に引き出しているところはさすがこの黄金コンビです。この4年ほどのちの1982年、同じくフランス・オペラの「カルメン」ではベルリン・フィルからフランス風の軽みを引き出したカラヤン。偉大なオペラ指揮者でした。
ーもう10年以上前になると思いますが、弟がこのオペラの実演を聞きに行くとのことで (佐渡裕指揮だったと思います)、私が持っていたこのCDを貸したところ、返却時に「歌を大事にしていない」と言われたことは、その後長く その意味を考えほど強く心に残ったのですが、久しぶりに聞いても「確かに弟の言う通りだ」と感じることはありません。カラヤンの演奏はこのオペラの抑揚を巧みにとらえ、ここ一番で緊張感を作り出し、オペラティックな演出を施していますが、それが歌を大事にしていないことになるとは私は思いません。ただしそうしたオペラ的な演出が鼻につくということはある得ることだとは思います。
ー歌はヴォン スターデのとろけるような美声による可憐なメリザンドがまずもって素晴らしい。なんでもカラヤンは「理想的なメリザンド」と呼んだとのこと。一方 ペレアスに本来 バリトンのスティルウェルを起用したことはいまだに疑問。ただ今回久しぶりに聞いて、古いタイプのフレンチ・テノールを思い出したのですが、カラヤンはペレアスにそういう感じの理想の声のイメージがあったのでしょうか。そういえば、カラヤンはロブスト・テノールのジョン・ヴィッカースを「美声」と言ったことがあったと思いますが、そのことにも関係があるかも知れません。−ヴァン ダムはその名声にしては、好悪を分ける歌手ではないかと思いますが、このゴローははまり役と言えるでしょう。−レコーディング風景写真数枚掲載。

商品番号:5671682

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