Rシュトラウス:歌曲4曲,ドン・ファン 他 フルトヴェングラー=BP,アンダース(T) 他 /L (PAL1075)
曲目・演奏者
●[1] マーラー:さすらう若人の歌
[2] R. シュトラウス:愛の讃歌 Op.32-3, [3] 同 :誘惑 Op.33-1, [4] 同 :冬の恋 Op.48-5, [5] 同 :森の幸福 Op.49-1
[6] 同 :「ドン ファン」Op.20
■ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 [1]フィルハーモニアo [2,3]ベルリンpo
[1]ディートリヒ・フィッシャー- ディースカウ(Br) [2]ペーター・アンダース(T)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO/ ADD} Cr−パレット*PAL-1075
発売:88年/定価:3200円/録音:[2]1942, [3]54年 全LIVE, [1]1952年/収録時間:51分
△歌詞対訳掲載 △ライナーノート:佐々木行綱 △原盤:OUTLET
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(強め部分少し含む*動作確認済)
◇ブックレット:A〜A-
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイに軽い変色あり ◇オビなし
録音データ・その他
☆[2]1942. 2. 15, 17 フィルハーモニー,[3]1954. 4. 27 ティタニア パラスト (以上ベルリン) におけるいずれもライヴ録音。
ー[1]はウィーン・フィル、1951. 8. 19 ザルツブルク・フェストシュピーレハウスのライヴと記載されていますが、1952年6月のフィルハーモニア管とのセッション録音 (EMI) と同じであると指摘されました。1951年のザルツブルク音楽祭のライヴ演奏は CETRA や ORFEO などから発売されていました。
ー[2-5]のアンダースの歌が素晴らしい。伸びやかな美声、フルトヴェングラーの伴奏ととともに、戦前らしい爛熟のロマンティシズムを聞かせてくれますが (演奏は戦中)、驚きは3曲目の「冬の恋」。まるでワーグナーのオペラの英雄の歌。フルトヴェングラーも血気盛んで、ものすごい迫力です。晩年様式の[6]とは全く異なる芸風です。−なおアンダースはエッセン生まれのドイツのテノール (1908- 1954)。1938年から1940年までバイエルン国立歌劇場の歌手となり、R. シュトラウスの「平和の日」の初演にも参加しました。1940年から1948年までベルリン国立歌劇場の歌手として活躍。その後はヨーロッパ各地の全土での歌劇場に客演して名声を高めましたが、交通事故により 46歳の若さでなくなったとのことです。
ー[6]はそれまでフルトヴェングラー協会盤で知られていたもので、市販は少なくとも日本ではこれが初であったとのことです。のちのキングーセブンシーズから発売されたことがありました。フルトヴェングラーの当曲の録音は6種類以上あるようですが、死の約3ヶ月前のこの演奏は最後の録音。完全にフルトヴェングラーの晩年様式の演奏で、劇的効果よりも荘重な音楽性が勝ったもの。音はよくないものの、演奏はさすがです。特にランデヴーを表すテンポの遅いの場面のロマンティシズムの繊細な描き方は絶品です!
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