Rシュトラウス:サロメ ラインスドルフ=LSO; カバリエ(S) 他 (6644-2-RG・2CD)
曲目・演奏者
●R. シュトラウス:
「サロメ」全曲
■モンセラート・カバリエ(S:サロメ) シェリル・ミルンズ(Br:ヨカナーン) レジーナ・レズニク(MS:ヘロディアス) リチャード・ルイス(T:ヘロデ) ジェイムズ・キング(T:ナラボート) ユリア・ハマリ(A:小姓) 他
エーリヒ・ラインスドルフ指揮 ロンドンso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} RCA (BMG)*6644-2-RG (2枚組)
発売:89年/録音:1968年/収録時間:53+47分
△RCA VICTOR GOLD SEAL / オペラ・シリーズ
△紙箱付き (厚さ2.6センチ) △ブックレットはプラケース内に収納 △独語詞・英訳掲載
△ディスク中心部の刻印=Made in USA
コンディション
◇ディスク:2枚)A〜A-/ 外縁に小キズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 表紙両面にシワ少しあり / 表紙金色部分に薄汚れ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇フロント&バック・インレイ白地部分に変色あり
◇紙箱:B〜B-/ 角に小傷み, 小ハゲあり / 天面,背表紙面に汚れあり
録音データ・その他
☆1968. 6 ロンドン・ウォルサムストウ タウン ホールにおける録音。(P) リチャード・モア、(E) ロバート・オーガー。ディジタル・リマスター:アンドレ・ゴティエ。
−カバリエはスペイン人ながらアメリカ人中心の歌手陣で、ドイツ系がひとりもいないというユニークな布陣。ドイツ系の歌手よりも歌うことを重視しており、さらにラインスドルフ&ロンドン響の雄弁ながら テクスチュアの明快な演奏も加わって、わかりやすい演奏になっているという気がします。−歌手ではタイトル・ロールのカバリエが健闘。彼女の歌で時として気になる喉が詰まった感じがほとんどなく、少女らしい透明な声質、得意のソット・ヴォーチェを含むリリックさが特徴的。フォルテの力強さも立派なもので 好演です。一方 ヨカナーンのミルンズは、イタリア・オペラでは声の美感に欠けるにもかかわらず、ここではかつてのドイツ系のヨハナーンよりも美しい歌に感じるところが面白いところ。ドイツ系の歌手よりも歌うことを意識しているからでしょう。ちなみに約30年前 彼のリサイタルを聞きに行きましたが、ものすごい声量に驚き、ミルンズの真価はセッション録音には収まりきらないことを知りました。
ールイスのキャラクター・テノールぶり、レズニクの悪声による悪女ぶりも健闘。一方 まだ駆け出しの時代とはいえ、キングのナラボート、ハマリの小姓というのは贅沢。ふたりが歌うオペラ冒頭部分が意外な聞きものになっているだけでなく、ナラボートが立派で、彼のシーンが重要視されるようであるのがいい。
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