モーツァルト:バスティアンとバスティエンヌ,劇場支配人 シェーナー=Baye; リントナー(S) モル(Bs) 他 (CDM7638262)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1]「バスティアンとバスティエンヌ」 K.50 (46b) 全曲
[2]「劇場支配人」K.486 (序曲と4つの歌)
■[1]ブリギッテ・リントナー(S:バスティエンヌ) アドルフ・ダラポッツァ(T:バスティアン) クルト・モル(Bs:コラ)
[2]マディ・メスプレ(S:ヘルツ夫人) エッダ・モーザー(S:ジルバークランク嬢) ニコライ・ゲッダ(T:フォーゲルザング氏) クラウス・ヒルテ(Bs:ブフ)
[1,2]エバーハルト・シェーナー指揮 バイエルン国立o
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI*CDM 7 63826 2
発売:91年/録音:1975年/収録時間:67分
△歌詞掲載なし △ディスク=MADE IN GERMANY / SONOPRESS刻印あり
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A〜A-/ 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ, 軽シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆1975. 7 ミュンヘン・ビュルガーブロイにおける録音。(P) クリストフリート・ビッケンバッハ、(E) ヴォルフガング・ギューリヒ。
−[1]は12歳のモーツァルトが作曲したジングシュピール (ドイツ語による歌芝居)。ごく短い序曲と16曲の歌からなり、短いセリフで繋いでいます。登場人物は3人。ストーリー= 恋人のバスティアンが冷たくなったことを悩んでいたバスティエンヌは村の占い師コラに相談する。コラの策に従って彼女が芝居を打つと、ふたりは激しくケンカし 別れる寸前までいくも 最後はめでたく仲直り。
−一方[2]は30歳の円熟期に書かれた 1幕の音楽付き喜劇のための音楽。劇場支配人が劇団を結成し、新作の演劇の上演を目指し奮闘。歌手たちは自分の技量をアピールするという内容です。全10場からなる演劇部分は当時の時事ネタで、現代ではその面白さを理解しにくいことから上演の際にはさまざまな工夫を凝らして上演されます。録音では5曲の音楽のみ収録する場合がほとんどだと思いますが (そもそも録音は多くないですが)、当録音のオリジナルはイギリスの名優 ピーター・ユスティノフによる語り付き。2005年、その語りも含めた2枚組CDが発売されましたが (「バスティアンとバスティエンヌ」 と マリナー指揮の他の作品をカップリング)、当アルバムはユスティノフの語りを省いて1枚にまとめたもの。
ーエバーハルト・シェーナー (1938- ) という指揮者の名を初めて聞きましたが、調べてみるとビックリ。シュトゥットガルト生まれで、ドイツの作曲家, 指揮者, 編曲家。元々はヴァイオリニストで、オペラ指揮者でもあったが、ヨーロッパにおけるモーグ・シンセサイザーの早期導入者であり、普及に尽力したひとり とのこと。映画音楽、ビデオ、テレビ番組の音楽、そしてインターネット放送用のオペラも作曲しており、他ジャンルのミュージシャンとのコラボレーションでも有名とのことです。
−当演奏ではもちろんシンセを使っていませんが、雄弁な演奏です。2曲とも名歌手が揃っていますが、[1]のリントナーのみ紹介しておきますと、1959年 ミュンヘン生まれのリリック・ソプラノ。少女時代の1974年、ワルベルク指揮の「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテルを歌っていますので、その時代からドイツでは注目されていたのでしょう。その後も比較的軽い作品中心ながら多くの録音に参加しています。
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