ヴァンハル:交響曲集 (5曲) コンチェルト・ケルン (TELDEC)
曲目・演奏者
●ヴァンハル:
[1] 交響曲ニ短調 (Br. d1)
[2] 同 ト短調 (Br. g1)
[3] 同 ハ長調 (シンフォニア コミスタ) (Br. C11)
[4] 同 イ短調 (Br. a2)
[5] 同 ホ短調 (Br. e1)
■コンチェルト ケルン (古楽器使用)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} TELDEC*0630-13141-2
発売:96年/録音:1996年/収録時間:73分
△ダス アルテ ヴェルク・シリーズ △ディスク=MADE IN GERMANY
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり / 外縁に小スリキズ少しあり(強め含む)
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1996. 7 ケルン・ドイツ放送局スタジオにおける録音。(P) ウーヴェ・ヴァルター、(E) ウルリヒ・ルシェール。
ーヨハン・バプティスト・ヴァンハルはボヘミア出身、ウィーンで成功した古典派の作曲家 (1739- 1813)。本名はヤン・クシュチテル・ヴァニュハル。チェコ人の農民の家庭に生まれましたが、幼少から音楽教育を受けました。村のオルガニストや教会楽長として生計を立てていましたが、とある伯爵夫人の援助により、ウィーンでディッタースドルフに作曲を学ぶなど、本格的な音楽修業をすることができました。モーツァルトとは友人であったようで、一時 ウィーンの住まいが向かいであったり、また一緒に演奏したりしたとのこと。ヴァンハルはウィーンで音楽教師としての活動のかたわら、作曲家として名声を博し、交響曲を作曲すると数年のうちにヨーロッパばかりでなくアメリカでも演奏されるほど人気作曲家となったとのことです。73曲以上の交響曲、100曲の弦楽四重奏曲と、95の宗教曲、膨大な数の器楽曲や声楽曲を遺しました。
ー5つの交響曲のうち4つが短調を基本とする曲で、真ん中に置かれた「シンフォニア コミスタ」のみ長調を基調とする曲。短めの楽章からなり、短調の4曲が4楽章制で、「コミスタ」のみ3楽章。なお「コミスタ」は I: 希望,II: ため息と物憂げさ,III: 嘆き − 喜び というイタリア語のタイトル付き。終楽章の序奏部 (嘆き) の出だしの不気味さが印象的です。−作風はハイドンやモーツァルトを思わせるもの。当アルバムは短調を中心に集めてあり、「疾風怒濤」風ですが、コンチェルト ケルンの演奏がとにかく鮮やか。[1]の冒頭からその悲劇的な疾走感に魅了されます。超絶技巧を駆使して快速テンポ、リズム弾み、生き生きと。大量生産型の作品の面白さを最大限に引き出して聞かせてくれます。
ーオケ・メンバー (使用楽器) 掲載。弦楽は 5-5-3-2-2。その他 fl2, ob2, hrn3, fg, cemb, tp2, timp。曲によっての参加・不参加も記されています。
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