ヴェルディ:ファルスタッフ トスカニーニ=NBCso; ヴァルデンコ(Br) 他 (BVCC7012・2CD)
曲目・演奏者
●ヴェルディ:
「ファルスタッフ」全曲
■ジュゼッペ・ヴァルデンコ(Br:ファルスタッフ) フランク・グァレラ(Br:フォード) ヘルヴァ・ネッリ(S:アリーチェ) テレサ・シュティヒ- ランダル(S:ナンネッタ) アントニオ・ダマーシ(T:フェントン) クロエ・エルモ(MS:クィックリー) ナン・メリマン(MS:メグ) ガボール・カレッリ(T:カイウス) ジョン・カーメン・ロッシ(T:バルドルフォ) ノーマン・スコット(Bs:ピストーラ)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso ロバート・ショウcho
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO/ ADD} BMG−RCA*BVCC-7012〜13 (2枚組)
発売:90年/定価:----円/録音:1950年/収録時間:55+63分
△トスカニーニ / ヴェルディ・セット (7枚組) のうちの1組
△ブックレット+リブレットは2冊に分かれ プラケース内に収納 △歌詞対訳掲載
△ライナーノート:H. ザックス(和訳), 永竹由幸
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ / 強め含む*動作確認済) / 外縁に小スリキズ少しあり,2)A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:1)A-〜B+/ シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め) / 表紙両面に薄汚れ, スレ線, 薄い小ハゲ少しあり,2)A-〜B+/ 表紙両面部分的にシワあり(強め) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+〜B ◇オビ:B+/ シワ部分的にあり(上下辺中心)
録音データ・その他
☆1950. 4 NY・NBC8Hスタジオにおける放送用録音。
−トスカニーニ最晩年におこなわれた一連の録音のひとつ。トスカニーニの指揮は今も鮮烈な印象を残します。オペラティックというわけではありませんが、純音楽的で 厳しく逞しい。喜劇的な面は後退しているものの、ヴェルディが書いた緻密なスコアの素晴らしさや、管弦楽の持つエネルギー、あるいは透明な抒情が浮かび上がってきます。トスカニーニ 当時83歳。信じられない統率力とエネルギーです。戦後のこのオペラの演奏スタイルの基本形となったと言えるのではないでしょうか。
ー歌手では主役 ヴァルデンコは喜劇的な表現がうまいわけではないものの好演。それよりもグァレラ、エルモ、シュティヒ- ランダル、カレッリ、スコットというところがいい。スタジオでの録音ながら観客入りで、終演後の盛大な拍手が収められています。
ー「トスカニーニ・コレクション」シリーズの1点である 7枚からなる「ヴェルディ・セット」(定価:12600円) のうちのバラシ (Vol.57)。他はレクィエムなどの2枚組、「アイーダ」(3枚組) の3つのセットが紙箱にまとめられていました。3点にはそれぞれ独立した商品番号が付けられていますが、単売はありませんでした。
−余談ながら、第1幕第1場、ファルスタッフが美女へのラブレターをふたりの従者に渡したものの、ピストーラに続いてバルドルフォが拒否する時の歌詞「この企みは受けられません」という場面。多くは「non posso accondiscendervi (アッコンディシェンデルヴィ) = 応じられない」と歌われますが、ここでは「accontentarvi (アッコンテンタルヴィ) = 満足できない」と歌われます。確か ジュリーニ&コヴェント・ガーデンのフランシス・エジャートンも「アッコンテンタルヴィ」だったと思います。なぜそのような違いがあるのか気になります。
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