ドヴォルザーク:交響曲第9番,交響的変奏曲 ノイマン=チェコpo (PCCL00273)
曲目・演奏者
●ドヴォルザーク:
[1] 交響曲第9番 Op.95「新世界より」
[2] 交響的変奏曲 Op.78
■ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコpo
ディスク・データ
CD//国内盤 {DDD} PC−キャニオン*PCCL-00273
発売:95年/定価:3000円/録音:1995年/収録時間:68分
△キャニオン 24bit レコーディングシステム
△ライナーノート:ゲルト・アルブレヒト(和訳), 諸石幸生, 斎藤宏嗣
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(少なめ)
◇ブックレット:B/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1995. 1 プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザーク ホールにおける録音。プロデューサー, エンジニア:江崎友淑。
−[1]は同コンビによる4回録音中の最後の録音。[2]は1968年 (SUPRAPHON) 以来の録音。−1991年 東京ライヴによる第7、8番に続く録音で、1995年9月に死去するノイマンの最後の録音のひとつでもあります。演奏はダイナミックな演奏を期待するとはぐらかされます。力コブは入っておらず、音はきれいで穏やか。[1]の第2楽章: ラールゴは絶品で、告別の歌のようにしみじみとしており、また音は透き通るかのよう。シベリウスの「トゥオネラの白鳥」を思い出しました。民主化した「新世界」に満足し、もう思い残すことはないという風情です。−[2]も透明な世界が変奏曲という知的な遊戯のような形式によく合っています。
ー録音当時のチェコ・フィル首席指揮者 アルブレヒトのノイマンへの言葉が掲載されています。チェコの共産主義政権時代にノイマンがとったふたつの行動に賛辞を贈っているのですが、具体的にノイマンが何をしたのかは記載がありません。−調べてみますと、ひとつは1968年 民主化運動「プラハの春」に対してのソ連の介入に東ドイツが同調し軍隊を参加させたことに抗議して、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のポストを辞任したこと。ふたつめは1989年の「ビロード革命」で民主派側につき、連日 スメタナの「わが祖国」を演奏して民主活動家を応援したことではないかと思われます。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください




